東京オートサロン2022で世界初公開された新型の7代目フェアレディZが注目を集めているが、Zに関する話題はそれだけじゃない! 日産京都自動車大学校ブースに展示されていた、こちらの「S340Z」もお忘れなく!
336馬力のAT仕様! 誰でもお手軽・快適にコロがせる現代版S30Z!
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【日産京都自動車大学校】
パッと見、往年の名車S30Z風のフォルムだが、実はこのクルマ、フェアレディZの6代目モデルZ34をベースにモディファイされたオリジナル車両。
Z34&Z33後期用をニコイチしたボンネットにジムニー用丸目ヘッドライト、ワンオフフェンダー、ワイド化したS30用リップを組み合わせ、S30Zの特徴的なフェイスデザインを完全再現! ボディの細部に至るまで、Zファンも思わずうなるS30へのリスペクトとオマージュがちりばめられている。
スパルタンな外見とは裏腹に、336馬力エンジン&7速ATミッションで街乗りも高速クルージングも快適。AT限定免許で気軽に乗れる、現代版S30Zのカタチだ。
もっともこだわったのが、特徴的なフェイスデザインの再現。ライトはジムニー用、ボンネット前部にはZ33後期用を用いて、各部に大がかりなワンオフ加工を施した。
リアビューの流麗なラインメイクもお見事! リアフェンダーはZ34の純正形状を残し、ゲート部分はワンオフで滑らかなラインを作り出した。
エンジンは自然吸気で336馬力を叩き出す、Z34純正の3.7リッターV6。あえて気軽に乗れる7速ATミッション車をベースに選んでいるのが、現代の若者らしい発想だ。
インテリアには大きな変更を加えず、Z34純正のまま残している。ゆとりのパワートレインと現代的な快適装備で、コンフォートドライブを楽しめる仕様だ。
Photos by中川シンジ Text by岩田一成
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