【SUBARU BRZ GT300】チャンピオンドライバー、井口選手と山内選手が惚れ込むBBSの魅力とは?

【2021 SUPER GT300】シリーズチャンピオン獲得ドライバーが白熱トーク! BBSジャパン スペシャルトークショー in 東京オートサロン2022

2022年シーズンのF1では全チームがBBS製の18インチホイールを履くことやNASCARでも全チームにBBS製の18インチホイールを供給するなど、世界トップレベルのモータースポーツでも絶大な信頼を勝ち得ているBBS。スバルファンにとってBBSと言えば、やはり2021年スーパーGT300クラス「SUBARU BRZ GT300」のチャンピオン獲得が記憶に新しいところ。そんなBRZのドライバーである井口選手と山内選手が東京オートサロン2022のBBSブースでトークショーをおこなった。レースシーンでのBBSに対する思いやプライベートな話などでブースが盛り上がったのだ。

BBSと一緒に戦い、チャンピオンを獲得!

BRZ GT300は2012年のデビュー。その2年後の2014年から、BBS・RI-Aを装着している。つまりBRZ GT300とRI-Aは共にレースを戦って来た戦友だ。チームとドライバーとBBSの開発陣が一緒になって作り上げてきたからこその実績と信頼がある。

それを裏付けるようにドライバーの2人は「毎年少しづつではあるけど、ホイールが進化しているのが分かる」と言う。以前「テストでセッティングをいろいろ変更して、0.1〜0.2秒を伸ばすのに苦労をしている最中に、BBSが持ってきた新しいホイールを装着したら簡単に1秒近くタイムアップした。なんだこの違いは!」と驚くほど。レースの世界で1秒は驚愕のタイムだ。

「BBSは剛性と靭性のバランスが絶妙で、硬い中にもしなやかさがあり、コーナリングスピードを稼ぐことできる」「地面と唯一接しているタイヤの性能を活かすためには、ホイールの性能が良くなくては、タイヤを活かしきれない。このホイールがあるからタイヤのレベルをもう1段階あげられるから速く走れる」。

プライベートでもBBSを愛用中

「シリーズチャンピオンを獲得したのもあって、新型BRZのWRブルーを買いました。もうすぐ納車されます。ホイールはもちろんRI-A。今年販売されるマッドブロンズにします」と笑顔の井口選手。ファンと同じ気持ち同じ目線で楽しんでいるのが良く分かる。「オンでもオフでもBRZとRI-Aで、できれば街中からそのままレースに走り出すくらいに仕上げたい」と目をキラキラさせる。

一方の山内選手は「BBSと言えば2ピースのイメージがあって、憧れだったLM-Rを以前乗っていたS4に履かせていて、今も新型レヴォーグにそのまま引き継いで履いています。ダイヤモンドブラックの輝きがめっちゃカッコいいんですよ。前に一度BBSの工場見学に行った時に、 職人さんが1本1本手作りで仕上げているのを目にして、その技術と美しさに感激したんです」と、性能や見た目だけでなくその工程に感動してBBSを履いているところも職人気質のある山内選手らしい。

「実際にBBSのホイールに交換すると、ピットを出る瞬間から交換したことが実感できるほどの軽さ。そして走り出してから振動や音など必要な情報ドライバーに伝えてくれる」と2人は語る。「レースも一般道もインフォメーションが非常に重要で、それを的確に伝えてくれるホイールは安心と安全に繋がる」という意見も非常に参考になる部分だ。

GT300のホイールをイメージした、RI-A2022年新カラーもデビュー

2021年スーパーGTのマシンが新型BRZにチェンジする際に、BBSのホイールもカラーチェンジが行われ、今まで履いていたマットグレイからマットブロンズに変更された。シーズンインの時には「市販化の予定は今のところ無い」という話を聞いていたが、1年の開発期間を経てついに登場となる。

長年GTカーにマットグレイを装着していたこともあり、カラー付きのホイールは新鮮なイメージだった。新型BRZとしてはもちろんだが、このマッドブロンズカラーのRI-Aとしても、ある意味デビューイヤーにチャンピオンを獲得した、ということになる。

そんな背景もあって、2022年モデルとして発売が決まったマットブロンズカラー。井口選手も履くことを決めているし、なによりスバルファンにとっては初チャンピオンホイールとして今後も語り継がれていくかもしれない注目モデル。

トークショーでも2人が語った、レーシングホイールとしての性能の高さと、それをストリートに落とし込んだ高い技術。軽量・高剛性・スタイルを兼ね備えたチャンピオンドライバーお墨付きのモデルを見逃す手はない。

BBS RI-A 2022 NEW COLOR/マットブロンズ

[スタイルワゴン・ドレスアップナビ スバルスタイル編集部]

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