新型ノア&ヴォクシーや新型ステップワゴン、2022はMクラスミニバンがカスタムシーンを盛り上げる!

ミニバンカスタム復権の予感!【カスタム未来予想図2022】これから向かっていくカスタムの未来とは?|クールジャパン 

カスタム好きにとって、新年が明けたらまず〝今年は一体何が流行るんだ⁉︎〟ということを考えるはず。東京オートサロンをはじめとしたカスタムカーショーで流行をさらうもよし、SNSを中心としたWEBからも情報を探すも良しとその方法はまさに沢山。2021年流行ったことを振り返りつつ、今後のカスタムシーンを占うキーワードを厳選してお届けします。

新型ノア&ヴォクシーや新型ステップワゴンなど、注目車が続々!

▶▶▶【カスタム未来予想図2022】まとめはこちら

ここ数年、アウトドアカルチャーの隆盛にともないベース車選びにも変化が起きている。それはカスタムにおいても同様で、スタワゴでもオフ系ホイールやリフトアップなどを取り上げてきた。

その理由のひとつに、アルヴェルやノアヴォクなどどのクルマもいわゆるモデル末期にあたり、ミニバン系のカスタムパーツも新作のニュースが乏しかったことが挙げられる。

「そうはいっても、うちは30アルファードは常に主力ですし、秋以降もノア&ヴォクシーがすぐにフルモデルチェンするのがわかっているにもかかわらず売れていました」と語るのはパーツメーカーでありコンプリートカー販売も手掛けるクールの片岡さん。

新型車が出なかったとはいえ、2021年初頭には30アルファード&ヴェルファイア用シンプル系フラップエアロをリリースするなど、積極的に30アルヴェルをはじめとしたミニバンカスタムを盛り上げてきた人物である。

「いろいろな意味で、2022年はミニバンが盛り上がると思います」と片岡さん。その理由を尋ねると「まずは年初にノア&ヴォクシーがフルモデルチェンジしますよね。あとステップワゴンもティザーが出ています。これだけでも久々にミニバン界が熱くなるニュースじゃないですか! クールでもすでにノアとヴォクシーは注文を入れていて、どちらもデモカーを作ります。まずはシンプルなフラップの【クルーズ】から始めて【クールレーシング/プレミアム】で派手にハーフや、すぐではないかもしれませんがフルバンパーも開発する予定です」。

そうなるとステップワゴンについても気になるところ。「いままで手をつけなかったですが、新型ステップワゴンはパーツを開発しようと思ってます。ぼくの考えですが、ミニバンは四角いほうがクールのエアロとの相性がいいと思うので、今度のステップワゴンはとても似合うと。ノア&ヴォクシーより後になりますが、クール初のホンダ車として期待していてください」。

さらにクールミニバンカスタムの集大成として30アルファードに新作エアロを投入予定。「クールでは、これまで30アルファード用に6タイプのエアロをリリースしてきました。フラップからハーフ、フルバンといろいろやっていますが、強烈にスポーティなものを出します」と片岡さん。その名もずばり【ファイナルエディション】。

2022年から2023年にかけてフルモデルチェンジが噂されるアルファードのクール流最終形態。こちらも実車は少し先になるが、楽しみに待っていよう。

ミニバンカスタムを愛する人にとってはうれしいニュースが続くが、それらは実際のユーザーさんに届かなければ意味がない。そこについても、クール片岡さんはしっかりと次の一手を考えている。

「例えば、クールの店舗にしても『ノーマルだから入りにくい』とか『カスタムしたいけど時間がなくて……』と思っている人が実際にたくさんいるんです。そういう方にも、気軽にカスタムを楽しんでもらえるように【クールワン】をスタートしました」。

とても簡単に説明すれば『カスタムパーツやコンプリートカーのネットショッピング』なのだが、クールワンはひと味もふた味も違う。

「スマホやパソコンで購入できるのはいままでと同じですが『引き取り』を選ぶと積載車でクルマを引き取りに伺って、クールの店舗でカスタム後、再び積載車で納車に伺います。また、パーツやコンプリートカーの仕様を選んでいるときに直感的にお得度がわかるように値引き額を表示しているのも従来と異なるところ。パーツやコンプリートカーを買う窓口が違うだけで、実際にはクールの店舗がひとつ増えたと思っていただいてOKです」。

24時間好きな時間に、ノーマル車乗りでも気後れせずにカスタムの見積もりから注文まで行えるのは、まさに未来のカスタムカーライフといっても過言ではない。今後、クールワンを活用しやすい環境を整えるために九州などに実店舗を拡大予定とのことで、現在クールの店舗が近くにないという人にも使いやすくなる予定だ。

ノア&ヴォクシー、そしてステップワゴンのMクラスミニバン用エアロパーツ、そして30アルファードの究極形、さらに近未来型カスタムカーショップ・クールワン。2022年もクールの動きからは目が離せなそうだ。最後にこれからのカスタムについて、片岡さんからひと言。

「クルマを買うときにカスタム目的ではなくモデリスタやGRパーツを装着する人が増えているといいます。ということは『エアロを知らない』とか『エアロを付けたことがない』という人が、知らないうちにドレスアップしていることになると思うんです。だから、そういう人たちが気がついたら取り入れてしまうような自動車メーカー系にはできないことを、ぼくらアフターパーツメーカーがやって、もっとカスタムを盛り上げていきたいと思います!」。

30アルファード用エアロのファイナルエディションが始動中!

ミニバンカスタムの復権を担うMクラスに注目!!

片岡さんも話しているように、2022年は近年まれに見るミニバン当たり年になりそう。1月13日にヴェールを脱いだ新型ノア&ヴォクシーに加え、春頃デビューの新型ステップワゴンとカスタム欲をそそるクルマが続く。これらのクルマが盛り上がれば、既存車も盛り上がる相乗効果も期待できるので、ミニバン好きには楽しみが広がる。さらに今年から来年にかけて大本命アルファード&ヴェルファイアがモデルチェンジとの噂もあり、今後数年はミニバンカスタム界が大いに盛り上がるのは間違いない!

自宅にいながらカスタム!新時代のカーショップのカタチ

[スタイルワゴン・ドレスアップナビ編集部]

キーワードで検索する

著者プロフィール

stylewagon 近影

stylewagon