新型ノア&ヴォクシーをカスタムする! いま選ぶべきはやっぱりモデリスタだった!

絶大な人気を獲得中! トヨタ直系カスタマイズブランド、モデリスタが目指すものとは? 【新型ノア&ヴォクシー、モデリスタで速攻カスタマイズ】

新型ノア&ヴォクシーの発売と同時に発表された、モデリスタのエアロパーツ。メーカー直系カスタマイズブランドとして、いま絶大な人気を得ているモデリスタの魅力を、新型ノア&ヴォクシーと一緒に紐解いてく。

ベース車と響鳴したデザインが感情を揺さぶる。それがモデリスタらしさの礎

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クルマの印象を大きく左右するエアロパーツ。新型ノア&ヴォクシーはベース車のデザインそのものが先進的であり、かつユーザーの目を引く造形に仕上げられている。それゆえに後から手を入れる余地はあるのか? 心配になってしまうほどだ。

しかし、まったくの杞憂であった。モデリスタが手掛けたデザインを拝見し、そう確信した。ノアとヴォクシーいずれも、オリジナルのデザインを尊重しつつ、なおかつ圧倒的な存在感を放っているではないか。これほどまでに完成度を高められたのはなぜか。

その答えを知るには、モデリスタが掲げる『デザインフィロソフィー』を紐解いてみる必要がありそうだ。フィロソフィーとはすなわち哲学。つまりはデザインの根幹を成す世界観を指す。

「カスタマイズの方向性はさまざまですが、モデリスタが目指しているのは、エアロパーツを装着することでベース車両からの変わり映えがあるのはもちろん、心も豊かになる。そんな製品を目指しています。これを達成するには、我々のレベルも一段、高める必要がありました。そこで昨年、デザインフィロソフィーを掲げ、1本筋の通ったモデリスタらしいデザインを訴求していくことになったのです」と語るのは(株)トヨタカスタマイジング&ディベロップメント(以下TCD)デザイン部の古長 力氏。

キーワードに掲げられたのは『Resonating Emotion(レゾネーティングエモーション)』である。このデザインフィロソフィーには、ふたつの言葉の意味が込められている。

ひとつめはレゾナンス。つまりは響鳴だ。ベースとなるクルマと響き合うような一体感のあるデザインを指している。オリジナルのよさを損ねることなく、さらなる高みへと誘う。そうしたエアロワークのことである。

そしてふたつ目はエモーション。感性に訴求するような情緒に溢れたスタイルのことを示す。モデリスタのエアロパーツを装着した愛車が、自宅のガレージに佇んでいる姿を眺めているだけで、幸せな気分に包まれる。気持ちを豊かにしてくれるようなデザインを目指している。

「響」と「感」。このキーワードが示すように、モデリスタでは単にカッコいいフォルムを追及するにとどまらず、クルマと響き合うような一体感や、さまざまな感情を昂ぶらせるデザインを構築することを命題に掲げる。誰が見てもモデリスタであると認識できるような、ブランディング戦略を推し進めているのだ。

理想を追及するために根本から見つめ直す

なるほど、そう話をうかがってみると確かに近年、モデリスタが手掛けてきたエアロパーツは、単なる用品パーツという枠にとどまらない、独自の世界観を構築していることに気付く。デザイナーの魂がこもった気迫すら感じられるのはそういうことか。1本筋が通っており、すべては意味がある造形だから、見るものを魅了するのだ。

そう言葉で言うのは簡単でも、実現するのはたやすいことではない。なにせデザイナーは個性の塊だ。TCDのデザイン部署では18人の精鋭が創作に取り組んでいるという。当然ながら、単にカッコいいエアロパーツをデザインすればいいだけではなく、企画や設計など他部署との連携や調整も必要になってくる。

あくまで自動車用品は保安基準にのっとって製作する必要があるし、そもそもデザインの好みはひとにより分かれるものだ。そういった意味では、現実と理想のせめぎ合いともいえるだろう。

「我々はレゾネーティングエモーションを実現するために、守るべき3つのキーエレメントを定めました。つまりモデリスタブランドのデザインをするときに守ろうという決まりです。我々デザイナーはこれをしっかり頭に入れて、デザイン開発に取り組んでいます」と古長氏は続ける。

その3つとは、「SENSITIVITI」(感性)、「CREATIVE」(創造)「PLESURE」(喜び)である。心に響くときめきのある意匠を追い求め、色や素材、フィニッシュなどにもほかにはない驚きのある表現を追及していく。そうしたデザインが、お客様の所有する喜びや使い勝手を高めるという考えだ。

エアロパーツといえば、スタイルや機能性ばかりが追い求められがち。しかし、モデリスタではエアロデザインとはどうあるべきか? 根本から見つめ直すことで、ワンランク上のステージへと歩みを進めているのだ。

そしてディテールの統一性を高めるべく、6つのデザインメソッドが用意された。鋭い刃物や翼をモチーフにした「フローティングブレード」や、ベース車のラインや立体の流れを活かしたデザイン手法「アラインコンポーネント」などである。それぞれの手法を組み合わせることで、モデリスタらしい個性的なデザインを構築しているのだ。

ところでノアやヴォクシーはカスタマイズ志向が強い車種に挙げられる。それゆえラインアップされるパーツ点数も多くなるのも必然。フル装着したいというひともいれば、一部のパーツだけを取り入れたいユーザーもいる。

モデリスタでラインアップされているアイテムで注目すべきは、いずれの場合も、バランスがチグハグにならないように考えてデザインされていること。だから個性的でありながら、統一感のあるフォルムを実現できるというわけだ。

すべての物事には意味がある。それを突き詰めているからこそ、モデリスタのエアロパーツはひとの感性を揺さぶる造形に仕上げられるのであろう。そのこだわりには脱帽だ。

モデリスタのデザインフィロソフィー、そのポイントは

SENSITIVITI 感性
感性に訴えるデザイン。たとえばキレのあるラインや先進性を感じさせる立体的なフォルムなどが該当する。感動を生みだすカタチを意識して意匠をかたどっていく。

CREATIVE 創造
先鋭的な装飾や素材が生む煌めきなど、色や素材、フィニッシュそれぞれに驚きを呼ぶような表現を取り入れる。それがモデリスタならではのオリジナリティに繋がる。

PLEASURE 喜び
憧れを感じる存在感や使い勝手のよさなど、ユーザーの喜びに繋がるデザインを意識。所有することで得られる満足感もそのひとつだ。ライフスタイルを豊かにしてくれる。

[スタイルワゴン・ドレスアップナビ編集部]

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