ミニバンなのにSUVのように悪路走破性に優れているMITSUBISHI・デリカD:5。いつの時代もデリカは、ほかのクルマと決して被ることのない希有なる存在だ。ここでは、より先進的なフェイスデザインへと生まれ変わった新型デリカD:5を題材に、その魅力を徹底解剖していこう。
どんな状況下でも快適なオールラウンドミニバン!
走りの要となるエンジンは、2.2ℓディーゼルターボとなった。エンジン型式こそ変わらないものの、ピストンやコンロッドなどの内部パーツは一新されており、力強い走りと環境性能を両立。2000rpmという低回転域で迎えるトルクのピークは380N.mに達し、余裕のある走りを実感できる。ディーゼルで燃費は13.6km/ℓ(JC08モード)と、懐にやさしいのも魅力だ。
その豊かなトルクを効率よく使うべく8速スポーツATを組み合わせる。1速はよりローギヤード化して発進をスムーズに、トップはハイギヤード化して高速巡航時の燃費性能を高めた。
そしてデリカ最大の持ち味ともいえる優れた4駆システム。燃費重視の2WDと雪道や悪路での走行向きな4WDロック、そして状況に応じて最適な駆動配分にする4WDオートと、走行シーンに応じて3つのドライブモードを選択できる。4輪のグリップを制御することで優れた操縦安定性を実現したAWCを採用。高い走破性の基幹となるシステムだ。
まさに先進のメカニズムが惜しみなく投入される新型デリカD:5。それに相応しい上質な室内空間が与えられた。3列目シートでもゆったりと寛げる広さを備えており、シートアレンジのバリエーションも多彩。ステアリングヒーターやシートヒーターなど、快適性を高めるための装備が充実したのもトピックといえる。
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[スタイルワゴン・ドレスアップナビ編集部]
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