国産屈指のオフロード性能を有するプラド&ハイラックス。カスタムの方向性も自然とオフ系が主流になってきている。ここではオフなスタイルに欠かせない三種の神器、ホイール&タイヤ、リフトアップパーツの基本を再確認。イケてるプラド&ハイラックスを作る参考にしてみてください!
見た目のインパクトに加え、見晴らしもより爽快に
オフ系カスタムを志すのであれば、リフトアップも視野に入れておきたい。とくにプラド&ハイラックスは、ボディとフレームが別々のラダーフレームという、国産SUVとしては稀有なボディ構造を採用しているから、リフトアップしやすいということもある。
リフトアップの手法は、大きく分けて2つ。サスペンション自体を交換する方法と、スペーサーやブロックでボディ自体を持ち上げる方法だ。それらを組み合わせ、さらにアゲることもできるのもリフトアップならではといえる。
車高が上がれば単純に迫力が増し、運転席の見晴らしもよくなる。それこそ世界が変わるのだ。
【2inch UP LIFT UP SPRING】
【4inch UP BODY LIFT】
- 4inch UPBODY LIFT
サスペンションとボディとの間にブロックやスペーサーを挟み込み、ボディ自体を持ち上げる手法がコレ。スプリングのみよりもアゲ幅が大きく、よりインパクトのある姿を実現可。
【6inch UP LIFT UP SPRING + BODY LIFT】
- 6inch UPLIFT UP SPRING + BODY LIFT
さらにもっとアグレッシブに、という人にはリフトアップスプリングとボディリフトの合わせ技が狙い目。上のデモカーはこの手法で、なんと6インチの大胆アゲ。迫力バツグンだ。
ハイラックスも同様に6inchアップするとこうなる!
素材がハイラックスでも、同様のリフトアップ手法を選択することが可。手軽にちょいアゲならスプリング、ガッツリとインパクトを獲得したいならボディリフトも組み合わせよう。
純正のサスペンションをチェック
【LAND CRUISER PRADO】
- LAND CRUISER PRADO
プラドのフロントはダブルウィッシュボーン式。ロアアームとアッパーアームが上下に備わるため剛性が高く、操縦時の安定性に優れるのがメリット。リアの足まわりはトレーリングリンク式。どちらもアゲは問題なし。
FRONT●ダブルウィッシュボーン独立懸架コイルスプリング
REAR●トレーリングリンク車軸式コイルスプリング
【HILUX】
- HILUX
ハイラックスのフロントはプラドと同様、ダブルウィッシュボーン式。ピックアップトラックという性格上からか、リアには車軸式の半楕円リーフスプリングが採用されている。こちらもリフトアップには支障がない足だ。
FRONT●ダブルウィッシュボーン独立懸架コイルスプリング
REAR●車軸式半楕円リーフスプリング
あえてローダウンという選択をしてみる
プラド&ハイラックスの王道は、リフトアップ。けれども特にプラドはスタイリッシュなフォルムで、高級なクルーザーのようでもあるため、あえてローダウンするのもオモシロそう。選択としてアリだ。
▶▶▶オフ系カスタム3種の神器まとめはこちら
[スタイルワゴン・ドレスアップナビ編集部]
キーワードで検索する