【HONDA N-VAN】ドアを開けるとそこには、昭和レトロな空間が広がる

ホンダN-VANは、走りも快適性も意外に(!?)良かった!【キャンプサイトで映えるアウトドアビークル 18選】DIYで仕上げた車中泊仕様はレトロ感満点

【OUTDOOR Vehicleによるキャンプサイト拝見 #011】クルマでアウトドアを楽しむスタイルは、まさに三者三様で十人十色。クルマの装備を充実させる人もいれば、そもそもベース車から「他と違う」を求める人、キャンプギアに凝り出す人などそれぞれのこだわりがあるから面白い。それでは全国各地のアウトドア系ユーザーを見ていこう。

代車のN-VANにひと目惚れ、納車待ちの間に自作を遂行

▶キャンプサイトで映えるアウトドアビークル18選 まとめはこちら

軽商用車の“新しい姿”を目指して開発されたというNシリーズ第5弾のN-VAN。その広さは当然アウトドアにも活かされており、多くのキャンパーたちの支持を受ける。オーナーのちぎすけさんもその1人で、通勤の足として使いながら週末にはぷらっと車中泊を楽しんでいる。そんなN-VANの注目点はインテリア。DIYで仕上げたウッドメイクは軽の限られたスペースを考えつつ、レトロな雰囲気を漂わせている。

ひと昔前ともなると、軽カーでのキャンプを含むアウトドアはガチ勢のみといった印象を受けるが、現在はベース車自体もオシャレになり、かつ室内も広いため車中泊も問題なく楽しめる。とはいえ、オーナーのちぎすけさんも、N-VAN購入前は軽キャンには疑問を持っていた1人だった。

「子供の頃は親が山登りが好きだったのでよく同行していました。結婚してからはキャンプにハマって、よく子供を連れて行くのでアウトドアは昔から好きだったんです。ただコロナ禍ではその頻度もだいぶ減ってしまって。そんな頃に長男がカズさんというユーチューバーがN-VANで車中泊をしている動画が面白いと教えてくれて。“Nバンは床が低くてフラットなスペースを広く確保できるんだよって熱弁してくるんですよ(笑)」。

ちょうど(当時の愛車の)フィットの車検と時期が被ったため、代車にN-VANを用意してもらえたという。

「軽バンはアクセルを踏まなきゃ走らない。車重もありパワー不足と勝手なイメージをしていましたが、N-VANは荷室も広くて、よく走る(笑)。「次は軽だからね!」って妻には言われていましたが、素直にコレでイイじゃんって思いました」。

N-VANへの想いに傾いたちぎすけさんは、周囲も驚く行動に出る。

「フィットの車検を受けた1週間後にN-VANを購入してしまいました」。

納車までに3ヶ月を要したが、その間にDIYでの内装作りに取り掛かっていたという。

「カタログ値では(フィットする家具を作るための)細かな採寸は載っていないので、時折ディーラーに出向いてはN-VANを借りて採寸しました。おかげで納車までに家具や床下のベッドキットは完成していました(笑)」。


納車後は外装にも手を入れ、ボンネットやグリル、サイド、リアバンパーなどをラバー塗料にてペイントする。
「“失敗しても大丈夫”の口コミに惹かれました。ただ注意点もあり、多少厚く塗らないと剥がせないことと、塗ったら乾く前にマスキングを剥がしておくこと、の2点に注意して塗っています」。

自身の技術もさることながら、SNSも上手く活用して車中泊仕様のN-VANを作り上げたのだ。

熱帯夜はクーラーで気分良く過ごす!

SPECIFICATIONS
●MODELS:ホンダ・N-VAN(令和元年)
●EXTERIOR:ルーフキャリア、ルーフウッドデッキ、サイドオーニング、ダムドテールランプ、エンジンフード/サイドミラー/リアラダー/リアバンパーブラック化、ソーラーパネル
●INTERIOR:自作ベット、電子レンジ、IHヒーター、テレビ、冷蔵庫、換気扇、ミニシンク+折り畳テーブル、ミニエアコン、収納棚、自作センターコンソール、床下引き出し収納+テーブル、天井板張り、LED証明、バグネット

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[スタイルワゴン・ドレスアップナビ編集部]

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