質感を高めた内装の仕様変更も見どころ! 新グレードのスタイルエディションは、内装の一部意匠も一新【日産キックス】

待望の4WDも新設定された【日産キックス】! 新しいe-POWERは、力強い加速感や燃費性能など、全性能がワンランクアップ!|新車レビュー

タイで生産されている日産のコンパクトSUV、キックスがマイナーチェンジを受けた。何がどう進化したのか? その詳細をチェックしていく。

第2世代e-POWER換装と4WDモデルを新設

キックスは扱いやすいボディサイズと、低燃費と高い動力性能を両立したシリーズハイブリッド方式のe-POWERを搭載することで人気を集めているが、今回の変更ではe-POWERのパワートレーンを現行ノートと共通となる第2世代に進化させ、同時に待望の4WDを新設定した。

e-POWERが新しくなったことで、モーター最高出力は5%、最大トルクも7%アップ。従来モデルよりも力強い加速が引き出せるようになった。加えて燃費性能も約6%向上しているから、全性能がワンランクアップしたことになる。アクセルペダルの操作だけで加減速がコントロールできるeペダルステップも制御が見直されて、日常的なシーンで扱いやすく改良された。

待望の4WD車は、ノートに搭載されているものと基本的に同じ、後輪もモーターで駆動するe-POWER 4WDを採用。悪路での走破性を高めるとともに、発進時やコーナーの立ち上がりなどの加速時に、積極的に後輪にトルクを配分することでスムーズな旋回性能を手に入れている。

外観の変更はなかったものの、内装はセンターコンソールとシフトレバーのデザインが変更され、質感を高めている。安全装備もアップグレードされ、インテリジェント アラウンドビューモニターやインテリジェント ルームミラーなどを上位グレードに標準装備。

また、落ち着きのあるブラウン内装などを採用した、「スタイルエディション」も新設定され、「ツートーンインテリアエディション」にはベージュも追加された。

NISSAN KICKS(日産 キックス)

キックスにも採用されたe-POWER 4WD

[スタイルワゴン・ドレスアップナビ編集部]

キーワードで検索する

著者プロフィール

stylewagon 近影

stylewagon