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装備品に無駄なパーツは一切なし!
現行型にフルモデルチェンジして以降、それまであまりジムニーに興味がなかったユーザーも獲得し、多くの人に愛されているジムニー。それでもジムニーを選ぶ理由は人それぞれ。優れた悪路走破性を生かしてオフロード走行を楽しむ人もいれば、現行型になって増えてきたがファッション感覚で乗る人もいる。そしてキャンプやアウトドアの相棒として、ジムニーを買ったという人も多いと思われる。
静岡県のOGベースは、ジムニーで数々のトライアルレースに参戦してきた小倉代表が営む、CDPシズオカを母体とするオリジナルブランド。ゆえに走れるジムニーの製作実績も豊富だが、アウトドア使いに特化したカスタマイズも得意としている。自社のパーツで固めたデモカーはトライ&エラーを繰り返しながら進化し続けているが、新たに取り付けたのはARB・エスペランスのルーフトップテント。そして側面にはARBのサイドオーニングを装着。これがジムニーでキャンプする上で最高の組み合わせ。
「いろいろな荷物を抱えて遠くまで行って、テントなどの設営に2〜3時間もかけて。やっと終わってヘトヘトになった状態でビールを飲む。それもある種アウトドアの楽しみだと思いますが、サイドオーニングとルーフトップテントがあれば、5分かからずに設営が終わってビールにありつける。突き詰めていくと、このスタイルがキャンプの理想だと思います」。
そして普通のクルマでは入れない場所まで行けるのも、高い四駆性能を持つジムニーの強み。デモカーはARB・オールドマンエミューのサスペンションキットで強化した。OGベースの手にかかればフィールドを選ばず、ジムニーで走りとキャンプを高次元で両立させることができるのだ。
【O.GBase(オージーベース)・JB64W JIMNY】
OGベースのデモカーは荒れた道も難なく走れるポテンシャルと、快適にキャンプできるアウトドアでの実用性を兼ね備えた1台。オリジナルパーツの開発にも力を入れているが、オーストラリアが生んだARB製のアイテムも推している。しかし車種専用設計ではないパーツもあるため、デモカーをベースに苦労を重ねながら取り付けを行い、そのノウハウをユーザーカーの製作にフィードバック。
「付けるには強度なども考えないといけないので難しい。たぶん日本で一番ネジ穴が開いているジムニーだと思います(笑)。そういう経験を踏まえ、付いているパーツは基本的にボルトオン。フレームやボディの加工なしで装着できるようにしています」。
キャンプ向けのアイテムとしてはARBのベースラックに、同社のルーフトップテントを装着。テントは本来ジムニー用ではなかったが、OGベースが研究を重ねてジムニーにも行けることを確認済み。そして上部にファンを付けることでテント内の通気性を高め、快適に過ごせるという工夫も見逃せない。さらに収納ボックスや格納式のテーブルなど便利なアイテムを追加して、利便性を向上した。
自社製品としては、あえて3分割構造としたフロントバンパーに注目。分割式とすることで中央にウインチの装着を可能とした。また保安基準範囲内でワイド化できるフェンダー、ルーフへスムーズにアクセスできて見た目もスマートなマルチステップなど、画期的なアイテムも豊富。
ここまでやれば鬼に金棒だが、お客さんに対しては無理にカスタムを勧めないのがOGベースのポリシー。
「もともとのジムニーのポテンシャルを知らないまま、パーツを交換してしまうのはもったいない。最初はノーマルの良さを楽しんで頂き、不安に感じたところから改善していく。パーツも高いですから、足りない部分を補うカスタムを提案しています」。
上部のファンは雨が入らないように、ひさしとディフレクターも追加している。
焼き色を再現したエンブレム
PRICE LIST
OGBフロントバンパーBキット 4万7190円
OGBリアバンパー 5万2700円
OGBスキッドプレート 5万820円
牽引フック 7260円
OGBウインチメンバー 3万250円
OGBウインチベッド 3万250円
OGBリアマルチステップL 3万8180円
OGBオーバーフェンダー 4万2350円
OGBナンバー移動キット 2万5000円
OGBヒッチメンバー 5万4780円
ARB BASERACK 29万6800円
ARBエスペランスルーフトップテント 35万2000円
ARBオーニング 5万3900円〜
ARB SOLIS21 4万1500円
OLD MAN EMUショックアブソーバー 1万7600円(1本)
OLD MAN EMUステアリングダンパー 2万2000円
ARBドロワーキット ASK
リアゲートテーブル ASK
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[スタイルワゴン・ドレスアップナビ編集部]