既製品、加工、塗装とあらゆる技を駆使した唯一無二のアルファードがアグレッシブすぎる!【東京オートサロン2023】

ガッツリと8インチ(20cm)もアゲた! オフポイント満載のゴツ系30アルファード!【TAS2023】

スタイルワゴンブースに特別出展していたアルファードは、埼玉県にお住まいのトムさんの愛車。なんといっても見所は、大胆なリフトアップを軸とするオフスタイルアレンジだ。

キング・オブ・ミニバンをイマドキなオフスタイルに!

「アルファードといえば、そのまま乗られている方や、イジる場合でも基本落とされる方が多いので、あえてアゲました!」と、アルファードでは極めて珍しいアゲに挑戦したそう。

リフトはボディリフトで有名な、あのハートランドのブロックを基本に、アップスプリングとタイヤの外径差を駆使し、驚異の8インチ(約20cm)もリフト! 急激なリフトにあわせ、エンジンやミッションマウントを下げ、ラジエーターホースやステアリングシャフトを延長するなど、付随する加工も数多く行っているんだとか。

前後バンパーは純正ベースの加工で、前後やルーフなどには、オフ感を強調するスチールパーツをふんだんに追加。なかでもフロントブルバーは、一部自ら溶接して製作したオリジナルと、貫禄十分だ。

塗装にもこだわっており、バンパーなどの一部表面を、ザラザラとした凸凹感が。これはチッピング塗装と呼ばれるもので、飛び石等の傷防止にも効果が期待できるとのこと。

ここまで外装をハードにイジッたとなると、おのずと内装も気になるが、内装はあえて純正のまま。「もっとも人目に付く、外装だけを徹底的にやりました」とトムさん。あるようでないリフトアップアルファードは新鮮ということもあり、始終多くのギャラリーが集まっておりました!

【SPECIFICATIONS】
●ベース/30系アルファード前期(平成27年式)
●装備/前後バンパー加工、前後後期移植、ワンオフブルバー、グリル・ロェン加工、リアタイヤホルダー&サイドオーニング&トヨタエンブレム・ネクサスジャパン、ルーフラック・カート、リアラダー・CLリンク、チッピング塗装ほか
●リフトアップ/ハートランド・ボディリフトキット、エスペリア・アップサス
●ホイール&タイヤ/デルタフォース(17×8.0J+35)、BFグッドリッチ・マッドテレーンTM3(265/65)

スタイルワゴン・ドレスアップナビ編集部/Photos by 中川シンジ Text by杉山雄二

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