ドリフトやレースなど、スポーツ走行を意識
「どちらかと言えばラグジュアリー指向だった過去2モデルに対し、SD3はドリフトやレースといったハードユースを想定したコンセプトでまとめています」と語るのはSデザインの佐野代表。興味深いのはフロントには大型のアンダーウイングが装着されているものの、リアにはモータースポーツシーンでは定番とされているGTウイングは備わらず、フィン形状のスポイラーのみとなっている点。これはGTウイングに頼らず、ボディ全体の空力でダウンフォースを稼ぐ、という考え方に基づいたもの。もちろんサーキットだけでなくストリート用としても販売予定。SD1、SD2同様、人とカブるカスタムは嫌いという超個性派ユーザーの注目を大いに集めそうだ。
スタイルワゴン・ドレスアップナビ編集部/Photos by 西野キヨシ Text by 高橋陽介