話題になった注目の新型を鋭意開発中
百年に一度の変革期といわれる自動車業界。EV車へのシフトは早く、自動運転やlot技術も急速に普及が進む。クルマのジャンルも然り。セダンやスポーツの新型車が減る一方、ここ10年で一気にSUVが台頭した。新型クラウンにクロスオーバーが用意されたのも時代を象徴している。
そんな時流を捉えつつ、ブリッツも新たなチャレンジを進めている。ここに登場する4台の新型SUVは、いずれも同社がパーツ開発を進めるために準備したデモカーだ。クラウン・クロスオーバーやCX‐60、ソルテラ、アウトランダーPHEVと錚々たる布陣。さらに本誌がメイキングを追うアリアが加わるのだから、まさに新世代を代表するSUVが揃い踏みといった所。ブリッツの意気込みがうかがえる。
では具体的に、どんな攻勢をかけていくのだろうか? 東京オートサロンでお披露目されたアリアは、オリジナルのエアロパーツをまとい新世代カスタムの可能性を訴求。ラインLEDを配した先進的なフォルムをまとったデモカーは、その足元にダンパーZZ-R車高調を組み込み、ローフォルムを強調。EV車でも自分好みにドレスアップする楽しみがあることを証明してみせた。
アウトランダーPHEVでもダンパーZZ-Rの開発が完了した。今回は試乗する機会に恵まれたが、このアシの持ち味である“低くしても乗り心地は快適”な走りはしっかりと踏襲されており、ブリッツの目指すストリートチューンの方向性に、一切ぶれがないことが確認できた。
クラウンやCX‐60、ソルテラについても、それぞれのキャラクターを活かしつつ、ブリッツ流のフットワークチューンを施していくというから楽しみだ。2023年のSUVカスタマイズシーンも、ブリッツが力強く牽引していくことに間違いなさそうだ。
【DAMPER ZZ-R SpecDSC Plus・ダンパーダブルゼット・アールスペックDSCプラス】
スタイリッシュなローフォルムを実現しつつ、ストリートでも快適な乗り心地を約束するダンパーZZ-R。アウトランダーPHEV用では、車内から減衰力調整が可能なスペックDSCプラスも用意。こちらは走り方や乗車人数に応じて自動的に減衰力を最適化してくれるフルオートモードも搭載しさらに上質な走りが堪能できる。
●仕様:全長調整式/減衰力32段調整/バネレート(前6.0kgf/mm・後8.0kgf/mm)、車高調整範囲(前-90〜0mm、後-55〜-35mm)
[スタイルワゴン・ドレスアップナビ編集部]