ダイハツの製品開発ポリシーは、良品廉価
ダイハツのADASといえば、スマートアシスト(俗称スマアシ)です。最新モデルではステレオカメラを搭載していて、2012年12月から2020年8月末の累計でスマアシ搭載車は300万台を突破しています。
スマアシの動向には、軽のライバルであるスズキも当然ですが、かなり気にしてきました。こうしたライバル関係が軽のADAS機能発展に寄与したとも言えるでしょう。
また、ダイハツの製品開発のポリシーは、良品廉価です。主力モデルが、軽自動車や小型車であるため、コストパフォーマンスを上げることが顧客に対する最大のメリットになるという考え方です。その上で、ADASについては親会社であるトヨタとの関係が、以前に比べて強まった印象があります。
著者PROFILE 桃田健史
1962年8月、東京生まれ。日米を拠点に、世界自動車産業をメインに取材執筆活動を行う。インディカー、NASCARなどレーシングドライバーとしての経歴を活かし、レース番組の解説及び海外モーターショーなどのテレビ解説も務める。日本自動車ジャーナリスト協会会員
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[スタイルワゴン・ドレスアップナビ編集部]