愛知製鋼:「小型・軽量・省資源型、高効率電動アクスルの開発」が NEDOの「グリーンイノベーション基金事業/ 次世代蓄電池・次世代モーターの開発」プロジェクトに採択

開発中の次世代電動アクスルと同一出力の一般電動アクスルとの 比較イメージ(体積・重量を約40%小型軽量化)
愛知製鋼は、NEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)が公募する「グリーンイノベーション基金事業※1/次世代蓄電池・次世代モーターの開発」プロジェクトに、「小型・軽量・省資源型、高効率電動アクスルの開発」を応募し、4月19日採択された。

脱炭素化に向けた電動車普及の急拡大により、電動車の心臓部を担う電動アクスルが不可欠となっており、その開発・量産にあたっては資源不足への対応や電力消費率の向上が大きな課題となっている。

本件は、2020~2021年度にかけて実施した、NEDOの委託事業「部素材の代替・使用量削減に資する技術開発・実証事業」の成果として当社が世界で初めて技術実証に成功した、次世代電動アクスルの独自コンセプトをベースに、さらに高い出力密度と高効率に進化させ、社会実装を目指すもの。2021年10月に発足した「愛知製鋼×東北大学 次世代電動アクスル用素材・プロセス共創研究所」との連携を進めながら、研究開発を強化している。

※1 経済産業省が関係省庁と策定した「2050年カーボンニュートラルに伴うグリーン成長戦略」の中で「経済と環境の好循環」を作り出すために組成。官民で野心的かつ具体的な目標を共有した上で、これに経営課題として取り組む企業等に対して、10年間、研究開発・実証から社会実装までを継続して支援する。

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