今年2月に発表が予定されている、米国仕様の改良型「日産アリア」が、過酷な極限状態で27,000kmもの走行に挑む。”あらゆるタイプの車両”と明記されているため、環境によってさまざまなアリアが乗り継がれるようだ。e-4ORCEに乗って過酷な冒険に挑むのは、英国の冒険家クリス・ラムゼイ氏、ジュリー・ラムゼイ氏夫妻だ。
「Pole to Pole」探検において避けては通れない北極や南極の走破は困難そのもの。厳しい地形に対応するため、ラムゼイ氏の遠征用アリアe-4ORCEは、カスタムメイドの頑丈な外装にフィットするよう改造されている。サスペンションを上げ、ホイールアーチをフレアにして大型タイヤを装着し、ボディキットを追加することで、厳しいオフロード環境にも対応した走破性が完備されている。
リージョン副社長プロダクト&サービスプランニングのクリオドナ・ライオンズ氏は、「日産および”Pole to Pole”のパイオニアチームは、他がやらないことをあえてやることで電動モビリティの限界を押し上げています。この野心的な探検が完遂されることは、すなわち電気自動車の実力を示すものであり、世界中の人々の行動に影響を与え、世界の排出量を削減するソリューションに大きく貢献することでしょう」と述べている。
この野心的な遠征は、日産の最も先進的な全輪制御技術である「e-4ORCE」の先進性を実証する意味合いも兼ねている。パワフルな性能とこれまでにないコントロール性を両立させたアリアの「e-4ORCE」システムは、出力とブレーキ性能を正確に管理、優れた滑らかさと安定性を実現することで、信頼性、快適性、コントロール性を実証する。この分野のリーダーであるアリアは、そのパワフルな性能とコネクテッド・テクノロジーにより、冒険的なドライブに最適なパートナーであることを証明する。