マツダ本社工場が広島県の企業として初めて「GOOD FACTORY賞」における「ものづくり人材育成貢献賞」を受賞

マツダは同社の本社工場(広島県安芸郡および広島市)が日本能率協会(以下、日本能率協会)が主催する「第12回 2024 GOOD FACTORY賞」において、「ものづくり人材育成貢献賞」を受賞したことを発表した。なお同社としてだけではなく、広島県に所在する工場としても初受賞となる。
マツダ本社工場全景
マツダ本社工場の生産ライン

「GOOD FACTORY賞」は、中国・アジア地域並びに日本国内工場の生産性向上、品質向上など体質革新活動に取り組んでいる事例に着目し、そのプロセスや成功要因、現場の知恵、働く人々の意識改革、社会的貢献などの内容を日本製造業の範として顕彰するものである。この賞は「ものづくりプロセス革新賞」「ものづくり人材育成貢献賞」「ものづくりCSR貢献賞」「ファクトリーマネジメント賞」の4部門で表彰される。今回、マツダが受賞した「ものづくり人材育成貢献賞」は、全員参加の改善活動、技能伝承、能力開発への取り組み、従業員育成など、質の高いものづくりを実現するための“人材育成”に組織的に取り組んでいる事例に授与されるものである。

マツダは、グループ全体の持続可能な成長に向けて、従業員のモチベーション向上や海外工場の自立化促進、グループ工場一丸での現場力向上などを目的に応募した。受賞理由として、マツダの「ひと中心」の考え方に基づいた企業風土の中で、本社工場では工場運営などの鍵として人財育成に取り組み、現場力と改善力のレベルアップを図っている点が評価された。

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