ジェイテクトから提供した操舵アクチュエータは、 油圧パワーステアリングシステムの特性を加味した制御最適化の機能を有している。また、実験車両は、搭載された自動運転制御装置により、ルート上に埋設された磁気マーカを活用して自車位置を把握し、事前に設定された走行軌跡と照らし合わせて操舵、アクセル、ブレーキ操作を実施し、既定のルートを走行した(最高速度60Km/h)。BRT専用道の柳津駅・陸前横山駅では、正着制御(ホームに近づいて並行して停止するよう自動制御)も実施された。
<自動運転バス試乗会(報道公開)の概要>
■日時:2021年9月13日(月)9時30分~13時15分/12時00分~15時35分
■開催場所:JR東日本気仙沼線BRT柳津駅~陸前横山駅間
なお、今回の試乗会は、次世代の公共交通を支える交通手段として、2018年度から関係各社で自動運転バス実用化に向けて実証実験を重ねてきた成果を、乗り心地や安心感などを含めて地域住民をはじめ、多くの人に知ってもらうことも目的として開催される試乗会(2021年9月14日~19日)に先駆けて開催された。