北米トヨタは、米国市場向けの新型3列シートバッテリー電気自動車SUVの組み立てを含む、将来の電動化の取り組みのために、ケンタッキー州の主力工場に13億ドル（≒1,925億円）を投資することを発表した。このプロジェクトにより、同工場の投資総額は約100億ドル（≒1.5兆円）に達し、高品質な自動車と長期的な雇用の安定に対するトヨタのコミットメントが強化される。
この投資は、先に発表されたトヨタ・ケンタッキーでの将来のBEV組立をサポートするものである。また、トヨタ・バッテリー・マニュファクチャリング・ノースカロライナから供給されるバッテリーを使用した、バッテリーパック組立ラインも追加される。
2021年以降、トヨタは電動化への取り組みを支援するため、米国の製造事業への総額170億ドル（≒2.5兆円）の新規投資を発表している。北米でのBEV組立の増加は、トヨタの電動化に対するポートフォリオ・アプローチと、販売する場所で生産するというコミットメントを前進させるものである。
