バッテリーエンクロージャには、高電圧バッテリー、電気コンポーネント、センサー、コネクタが収納され、車両フレームの構造と安全性の側面に貢献、潜在的な衝撃、熱、水から重要なコンポーネントを保護。さらに、この軽量のアルミニウム製のエンクロージャは、重量のあるトラック用バッテリーからの追加質量を最小限に抑える。
マグナのボディおよびシャーシグループであるコズマのプレジデントJohn Farrell氏は「マグナの部品が、フル電動車のフォードF-150ライトニングに役に立つのを誇りに思っています」とし「電動化シフトは自動車業界にとって重要であり、マグナはエンジニアリングと製造に関する幅広い専門知識を活用してこの課題に対処していきます」とコメントしている。
F-150ライトニング向けバッテリーエンクロージャは、フォード社のためにマグナが設計した北米市場向けの製品。アルミニウム製の押出成形部材とスタンピング部材を組み合わせ、レーザーハイブリッド溶接とコールドメタルトランスファー(CMT)溶接で組み立てられる。
マグナのバッテリーエンクロージャは、各顧客の個々のニーズを満たすために、スチール、アルミニウム、および軽量複合材を含むマルチマテリアル構成で開発が可能。