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快適装備はそのままに素性の良さを活かす!
FL5型シビックタイプRで目指すSUGO 1分35秒台
東北のプロショップが合同で主催する「チームグッドラックフェスティバル」は、大きな盛り上がりを見せるチューニングカーの祭典だ。
そんなチームグッドラックの加盟店の一つである岩手県の“クレバーワークス”では、今年のイベントでタイムを狙うFL5型シビックタイプRを現在製作中だ。スペックとしては、いわゆる内装ドンガラのハードチューンではなく、ユーザーライクを厳守したストリートの延長にある仕様が狙いとのこと。
「ポテンシャルの高さ、素性の良さでチューニングできる部分は限られている」と、ホンダ車のスペシャリストである早坂さんはタイプRの完成度の高さを認めつつ、よりサーキットを楽しむための味付けとして柿本改のマフラーの他、「ノーマルの足がすごく良く出来ているから」と、スプーンのダウンサスで強化。非常にライトな内容だが、すでにSUGOではスポーツラジアル(グッドライド・スポーツRS)装着で1分39秒台をマークしているのだから恐れ入る。
そして、秋の本番に向けた最新兵器は、東北初の代理店となった「エイリアンテック」によるECUチューンだ。各プログラムの最適化によって、純正タービンのままで約60ps(実測336.7ps)ものパワーアップを果たしている。
目標タイムはアドバンA052装着で1分35秒台。タイムアタックと同時に、最終ヒートがレース形式となるチームグッドラックフェスティバルで、国内ではまだ数少ないFL5がどんな走りをするのか非常に楽しみだ。
なお、2023年のチームグッドラックフェスティバルは10月29日開催だ。公式ホームページから申し込み可能なので、参加希望者はお見逃しなく!
●取材協力:クレバーワークス 岩手県奥州市水沢区字高屋敷333-1 TEL:0197-23-3367
【関連リンク】
チームグッドラックフェスティバル
http://www.teamgoodluck.com