目次
機能性と美しさを両立
東京オートサロン2024に向けてフルバンパーも開発中
大胆かつ繊細なエアロワークでチューニング好きを魅了してやまない“ガレージベリー”。車種を問わずにその手腕を奮ってきた同社だが、その最新作となるのがここで紹介するRZ34型フェアレディZだ。
構成は、フロントリップ、サイドステップ、リヤサイドガーニッシュ、リヤスポイラー、ルーフスポイラー、フェンダートリムの6点。改めてそれぞれのディティールを見ていく。
フロントはフルバンパータイプではなく、純正バンパー下部に追加するアンダースポイラー形状を採用。前方向に加え左右方向にも十分な張り出しが与えられており、ドレスアップというより、ダウンフォースを増強する空力パーツという認識だ。
素材はFRP(8万8000円)、平織りカーボン(17万6000円)、綾織カーボン(19万8000円)の3種類が用意されている。
フロント同様のフリッパー形状で仕上げられたサイドステップ(FRP:8万8000円/平織りカーボン:15万4000円/綾織りカーボン:17万6000円)は、整流効果とスタイリングを高次元で両立。後付け感の無いデザインでありながら、純正とは一線を画すシャープさも大きな魅力だ。
サイドステップのオプションパーツとして設定されているリヤサイドガーニッシュ(FRP:3万3000円/平織りカーボン:6万6000円/綾織りカーボン:7万7000円)。カスタムフォルムを際立たせてくれるアイテムだ。
トランクの跳ね上げを延長し、ダックテール形状を強めるリヤスポイラー(FRP:7万7000円/平織りカーボン:15万4000円/綾織りカーボン:17万6000円)。フロントスポイラーと同様にシンプルながらも抑揚あるデザインで、車両全体にリズム感を生み出している。
ルーフ後端に取り付けられるルーフスポイラー(FRP:6万6000円/平織りカーボン:13万2000円/綾織りカーボン:15万4000円)はコンパクトなデザインながらも、視覚的なアクセントとして効果的なアイテム。ルーフに流れる空気を整流するといった機能性に着目するのではなく、あくまでもカッコ良いことが重要。
純正ホイール&サスペンションのままでローダウンを演出できるように開発された前後のローフェンダートリム(FRP:6万6000円)も必見。ワイド幅は車検対応の片側9mmで留めつつ、フェンダーアーチ中央部を約20mmダウン。これにより、タイヤとフェンダーの隙間を狭めて視覚的にシャコタンを演出しているのだ。このあたりは、ユーザーの意見を取り入れながら設計したそうだ。
エンジンベイを盛り上げるカーボンのバッフルシュラウド(平織りカーボン:6万6000円/綾織りカーボン:7万7000円)も製品化。ツインターボのハイパワーユニットをアピールしたいオーナーには打ってつけのパーツと言えよう。
また、現在ガレージベリーでは東京オートサロン2024に向けて大胆な造形のフルバンパータイプを開発中とのこと。カスタム志向が強いZオーナーにとっては、発売が待ち遠しいエアロパーツなのではないだろうか。
●問い合わせ:ガレージベリー TEL:048-469-1708
【関連リンク】
ガレージベリー
http://vary.co.jp