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ノーマルエンジン&燃料系で290馬力&39kgmを実現!
最低限のボディ加工でインストールできるスマート設計
GR86&BRZのデビュー直後から積極的なパーツ開発を続けている“トラスト”が、ついに6速MTモデル用のボルトオンターボキットを完成させた。
タービン本体には強化アクチュエーター付きのT620Z-10cm2をセレクト。2000rpm後半からレスポンス良くブーストが立ち上がり、そのまま6000rpmまで胸のすくターボパワーが持続する絶品のパワー特性で仕上げられている。
また、キットのインストール時に必要なボディ加工を最小限度で済むようにレイアウトしている点も見どころの一つで、トラスト広報の川島さんいわく「先代モデル用のボルトオンターボキットと比較すると、装着時間は約1時間半も短縮できます」とのこと。
トラストの社内テストでは、燃料系ノーマルのままボルトターボキットを装着し、ブースト圧0.4〜0.45キロ時に290ps&39kgmをマーク。パワーグラフを見ても低回転域のロスを最低限に抑えつつ、高回転域の伸びに磨きがかかっていることが分かる。
キット構成は、T620Zタービン、エキゾーストマニフォールド、フロントパイプ、インタークーラー、エアクリーナー、その他インストールに必要なショートパーツが全て同梱。価格は車検対応のメタルキャタライザー付きキットが81万4000円、競技用の触媒ストレートパイプ付きキットが72万6000円となる。
なお、制御ツールはキットに含まれていないが、トラストではターボ専用セッティングを施した独自のメインCPチューン(18万4800円)をオプション設定している。ECUを車両から外してトラスト本社に郵送すると、オリジナルデータに書き換えられたECUが戻ってくるという流れ。
パワー志向のGR86&BRZオーナーにとっては、まさに垂涎の存在が誕生したというわけだ。
●問い合わせ:トラスト TEL:0479-77-3000
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トラスト
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