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ライバルは国産最強ラジアルタイヤ!?
GR86&BRZ向けのキャリパーもスタンバイ
マルチに使えるオリジナルタイヤ「R23」を皮切りに、シバタイヤブランドで怒涛の展開を見せている“柴田自動車”。そのパーツ展開は、未だ止まることを知らない。
今シーズンの新作タイヤとして展開されているのが「R31」。これまで販売してきた「R23」を上回るタイヤとして開発された製品で、「R31ハウスからスタートしていることもあって、ウチにとって“最強の証”と言えるこのネーミングは当然です」と柴田代表。
国産ハイグリップラジアルであるアドバンA052等をライバルに据えて開発されたこのタイヤ。すでに265/35−18サイズ(TW200)を履いたFD3S(RGN SUNOCO DG-5CTA RX7)が筑波サーキットコース2000にて56秒430という好タイムをマークしており、実力の高さを示している。
トレッドウェアはストリートユースにも対応した200/280の2種類設定で、14インチ(1万1517円)〜18インチ(2万9986円)まで定番サイズを網羅。幅広い車種へのマッチングが可能だ。
さらに、現在開発が進められているのがSタイヤという位置付けの「シバスリック」。こちらの仮想ライバルはアドバンA050で、240/45R15、225/45R16、255/40R17、265/35R18、295/30R18、295/35R18の6サイズを展開予定となる。発売時期に関しては未定だが、来季のタイムアタックシーズンに向けて注目すべきアイテムと言える。
ブリッドとのコラボシートも人気を博しているアイテムでフルバケ(ジータ4ベース)が12万9800円、セミバケ(ユーロスター2ベース)が13万9800円となる。
GR86&BRZ向けとして新たに開発されたのがオリジナルのキャリパーキットである「シバキャリパー」。フロントは6ポット&355mmローターセット(23万5400円)から4ポット&330mmローターセット(21万3400円)、リヤは4ポット&330mmローターセット(21万3400円)から2ポット&330mmローターセット(19万1400円)という設定。走り重視で大容量を望むユーザーはもちろん、冬場は17インチスタッドレスを装着するユーザーまで網羅した絶妙なサイズ設定となる。
なお、シバキャリパーに関しては今後は他社種向けシバキャリパーも積極的に展開していくとのこと。R31を皮切りに多彩な車種へ向けた製品展開を続けてきた柴田自動車らしい展望と言えよう。コストパフォーマンスに優れたクルマ遊びを望むなら、今後も柴田自動車の動向に注目されたし。
PHOTO:山本大介
●問い合わせ:柴田自動車 TEL:0574-28-0899
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