「ヴェイルサイドの勝負グルマはまさかの230型セドリック!?」巨匠が手がけるレストモッドを見逃すな!【東京オートサロン2024事前情報】

ヴェイルサイド横幕代表はL型チューンに回帰!

R35GT-Rニスモもヴェイルサイド流にメイキング予定か!?

Fortuneシリーズを始め、数々の伝説的なチューンドコンプリートを東京オートサロンでデビューさせている“ヴェイルサイド”が、東京オートサロン2024の目玉として送り込むのは、何と47年式のセドリック2ドアハードトップだ。

実のところ、ヴェイルサイド横幕代表にとって230型セドリックは自身のチューニング人生における原点のような存在だったりする。若かりし頃は、L型エンジンを含めて自己流の改造を行いながらストリートゼロヨンに明け暮れていたのだという。

「当時は色々失敗もしたけど、走るたびに少しずつ速くなっていくクルマが楽しくてしょうがなかった。もう一度あの頃の自分に立ち返ってみよう。そう思ったのがきっかけ。それに現代の技術を使えば、凄い作品が出来ると思ったしね」。作業を続けながら、横幕代表が語り出す。

横幕代表の今作に賭ける情熱は凄まじく、純正部品は可能なかぎり新品へと変更。そして製廃パーツは中古品をリフレッシュしつつ、メッキおよびパウダー塗装を施しているほどだ。

目指すは究極のレストモッド。日本を代表するチューナー兼エアロデザイナーが挑む旧車、いやがおうにも期待が高まるというものだ。ちなみに、作業はごく一部を除いては横幕代表自らが手を汚しながら取り組んでいるというから恐れ入る。

一方の心臓部に収まるL型エンジンは、腰下にOS技研のフルカウンタークランク&H断面コンロッド、89φ試作ピストンを組み込んだ3.2L仕様で、ヘッドにはJMCのチューニングヘッドを搭載。そこにLINKフルコン制御のライジング製55φスロットルをセットし、官能的かつ現代的なパワーフィールを目指していくとのこと。

また、エンジン出力の大幅な向上に伴い、駆動系も徹底強化が図られる。大まかなレイアウトは、OS技研ツインプレートクラッチ→S15シルビア用6速MT→セミナローホーシング(R200デフ)となる予定だ。

この他、ブースにはオリジナルボディキットで武装したR35GT-Rニスモ(2024年モデル)や、東京オートサロン2023のカスタムカーコンテストで最優秀賞に輝いたRZ34ベースのFFZ400も展示予定とのことだから、大いに期待すべし!

●取材協力:ヴェイルサイド TEL:029-838-1104

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【関連サイト】
ヴェイルサイド
http://www.veilsidejpn.com/

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