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正統派レストアから想定外カスタムまで！
近年、東京オートサロンには多くの自動車系専門学校が出展し、生徒たちの独創的なカスタム＆チューニングカーを展示している。もちろん2024年も学生パワーは炸裂！ 大人には思いつかない、感性と想像力に満ち溢れた作品をとくとご覧あれ。
【花壇自動車大学校】KADAN SEREVIA
ミニバンでありながら駆動方式はFRで、エンジンもシルビアQ’sと同じSR20DEを搭載するC23型セレナ。そんな稀有な素材（しかもMTモデル）に、S14シルビアのイメージを投影させた作品がこちら。鉄板溶接のワイドフェンダーや手の込んだカスタムペイントなど、雰囲気は走り屋のそれだ。
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【筑波研究学園専門学校】日産シルビアTIST ORIGINAL
「THE RESTORE 今を未来へ！」というコンセプトを掲げ、平成の時代を駆け抜けた名スポーツモデルのS13シルビアをフルレストア。鋼板によるボディワーク補修、ダッシュボードの張り替えや内装補修といった工程を経て仕上がったボディは、完全に新車レベルのクオリティだった。
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【静岡工科自動車大学校】HOT ROTY
フォーミュラハヤブサのシャシー&エンジンに、ホンダ軽カー（アクティとストリート）のボディをドッキング。フォーミュラマシンにチョップドのボディを重ねることで、強烈なシャコタンを実現したのだ。足回りは、エアサスの代わりにフレームとボディの間にエアバッグを組み込んで、ボディそのものをリフトアップさせるという奇天烈な方式を採用している。
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【日本自動車大学校】NATS CORONA-OG
古き良きアメリカを感じさせてくれるこの車両は、NATSの学生たちが仕上げた超大作だ。贅沢にも1964年式の貴重なT20型トヨタ・コロナを、現代の交通事情に合うようにカスタマイズ。内外装は徹底的にレストアされ、さらに60年代の4輪独立のハイドロサスを導入してローライダー仕様へとアップデートしたのだ。
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【日本自動車大学校】NATS JIMNY J1
ハマーH1のチャネリング（フロア部分とボディを一旦切り離して、ボディ自体を下方向にずらしてフロアと再接合するカスタム方法）仕様かと思いきや、ベースとなっているのはスズキ・エスクード。そこにJA11型ジムニーのボディを2台繋ぎ合わせることで、意味不明な2メートル以上の想定外カスタムを作り上げたのだ。
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【日本自動車大学校】幻のちびメリ
車名の通りモチーフにしたのは、かつて東京モーターショーに展示されるも発売されなかった幻のケンメリレーシング。ベース車両はスズキのマイティボーイで、そこに本物のケンメリのヘッドライトやグリル、バンパーを流用しつつ、ボディをナロー化。完成度は非常に高く、会期中の注目度も凄まじかった。
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【日本自動車大学校】NATS-S LUCE
数十年前に寄贈され、学校で保管されていた1968年式マツダ・ルーチェを愛情込めてフルレストア。カスタマイズ科ではなく、鈑金塗装のスペシャリストを目指す自動車車体整備科の学生たちの手によって仕上げられたという、玄人好みのマニアックな超大作だ。
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Part.2へ続く