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リーズナブルに購入可能な3点エアロでスタイル激変
純正エアロを活かしたスタイリングの「Sスペック」新登場!
“公道のGTカー”をデザインコンセプトに掲げ、フロント片側70mm/リヤ片側80mmもの拡幅を実現するワイドボディキット“GTスペック・バージョン1”を引っ提げて鮮烈なデビューを果たした“XENO(ゼノ)”ブランド。
どのアングルから見ても、走行風を効果的に捉える流線形のワイドフォルムはまさしくGTカーそのもの。2023年に処女作として打ち出されたボディキットでありながら、多くの注目を集めた。
そんな新進気鋭のブランドから新たに登場したのは、前作とは打って変わって前後フェンダーには一切手を入れないエアロキット。ノーマルフェンダーのラインを活かしながら、スピード感や安定感を演出してくれる「Sスペック」だ。
パーツ構成は、フロントハーフスポイラー(5万2800円)とサイドステップ(4万1800円)、リヤサイド(1万9800円)の3点のみ。ワイドボディ化のようなボディ加工の必要がなく、それでいてチューンドカーのテイストを醸し出せる。リーズナブルなプライスも大きな魅力だ。
フロントセクションから見ていく。純正バンパーのボトム部には、十分な厚みとエッジを加えつつリップ部分を前方に押し出したフロントハーフスポイラーを装着。走りを予感させるアグレッシブな造形がオーナーをその気にさせてくれることだろう。
次にサイドセクション。内巻きとなっている純正サイドステップに追加するこのアイテムは、フラット形状を採用。全幅も抑えられているので、乗降性も犠牲にならない。実用性も兼ね備えたアイテムでありながら、前後エアロパーツの一体感を高める役目をも担う。
フロントからサイドの流れを引き継いだシンプルな造形のリヤサイド。純正バンパーのディフューザーに馴染むデザインながら、ワンポイントの張り出しが存在感を放つ。単体で見れば比較的シンプルなデザインだが、この造形であるからこそトータルでの美しさが完結するのだ。
ルーバーダクトがレーシーなカーボンボンネット(19万6020円)は、GTスペック・バージョン1だけでなく、Sスペックにも対応するアイテムだ。裏骨までしっかり作り込まれた純正キャッチ対応設計で、純正比マイナス20%の軽量化を果たしている。
GTスペック・バージョン1仕様のデモカーにも投入されているGTミラー(19万2500円)はドライカーボン仕様。ナロースタイルとの相性も良く、上質かつレーシーなイメージを際立たせてくれる。
残念ながら撮影時には間に合わなかったが、XENOの最新アイテムがこのGTウイング(13万2000円)。インフュージョンカーボンを採用し、ウイング角は3度〜17度の範囲で調整可能だ。
デモカーはフェンダーダクトやバンパー開口部などの樹脂部分を美しいグロスブラックで塗装すると共に、レンズやエンブレム類はキャンディブラックにペイント。そして、Sスペックのボトムラインが際立つように、グロスレッドのラインをワンポイントとして塗り分けている。
ちなみに、これらの作業はXENOブランドをプロデュースしている大阪のフルテックによるもの。エアロの完成度も注目だが、フルテックはこういったカスタムペイントやワンオフ加工も得意としているカスタムショップなのだ。
これからもラインナップを拡充していくというXENOブランド。GR86オーナーは、その動向から目が離せない。
PHOTO:高原義卓
●問い合わせ:株式会社フルテック xeno事業部 大阪府茨木市島4丁目23-22 Mail:info@125ulltech.jp
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