「オートメッセでダントツ一位の注目度!?」衝撃的な金ピカ霊柩車のオーナーに取材してみた【大阪オートメッセ2024】

ベースは希少なキャデラックの霊柩車!

ドラゴンの装飾には煙を吐くギミックを実装

大阪オートメッセの見所のひとつと言えば、例年多くの個性的なユーザーマシンが展示されるインテックス大阪4号館の展示だ。そんな会場で圧倒的な注目度を誇っていたのが、このキャデラックブロアムだ。

ノーマルのブロアムをベースにド派手な霊柩車スタイルを構築してきたのかと思いきや、「実はゴールドカラーの霊柩車という、基本的にはこのままの形でオークションに出ていたんです」とはオーナー。

ちなみに、霊柩車には「宮型」「洋型」「普通車型」の3種類が存在する。このブロアムはその中でも「宮型」と呼ばれるもので、華美な装飾が特徴。近年は落ち着いた雰囲気の霊柩車を求める声が強いことから、黒や白の単色で仕上げられた「洋型」や、ミニバンをベースに内装のみを霊柩車仕様に改造した「普通車型」が主流だ。

オーナーいわく「このクルマは30年以上前に霊柩車として作られた個体で、主に富裕層向けに使われていたみたいです」とのこと。富裕層向けとはいえ、ゴールド外装というのは極めて珍しい。つまり、絶滅危惧種的な希少個体をベースに、霊柩車とはある種“対極の存在”とも言える暴走族テイストを注入してきたわけだ。

あくまでもイベント用としてこの車両を購入したオーナー。まずは傷みきっていたゴールドの塗装を修正し、さらに各部に電飾を仕込んだ。龍の目や口に仕込まれたLEDも、オーナーが購入後に装着したもの。

「煙出しましょか? 龍の口から出るんですけど…」というオーナー。その提案を受け、カメラを向けて待機していると、本当に龍の口から煙が…。なんでも舞台演出用のスモークマシンを購入し、口の中に装着したのだとか。

彫金や華美な装飾が施された“お宮”にもLEDの電飾が施され、さながらクラブのようなド派手な雰囲気を放つ。さらに後部に回ってみると、マフラーは14本出しのタケヤリ仕様! もはや、普通の族車では太刀打ちできないほどの迫力だ。

「たまたまオークションで見つけた時、“これでイベントマシンを作ったら面白い”と思ったんです。もっとも、オールジャンル系のイベント以外に出られるものが想像つきませんが(笑)」。

大阪オートメッセ2024の舞台で華々しいデビューを飾ったこの異色マシン、今後は関西エリアの各種イベントでさらなる注目を集めること間違い無しだ。

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