「R31スカイラインは4枚も熱いんです」ハイソカー路線を断ち切る快感340馬力仕様!

RB25DETにAX70タービンを組み合わせて340馬力を発揮

4ドアのハードトップをイジる!

GX71が火をつけた“ハイソカーブーム”の大波に乗って、1985年、4ドアセダン&ハードトップで登場したR31型スカイライン。

同じ4ドアでもA/Cピラー傾斜角の違いによって全高はハードトップの方が低く、セダンには用意されなかったRB20DETがハードトップには搭載されるなど、セダン=ラグジュアリー、ハードトップ=スポーティという性格付けがなされていた。そんなハードトップモデルをベースにチューニングを施したのが“R31ハウス”だ。

エンジンはRB25DETを換装した上、本体ノーマルのまま燃料系の容量アップを図り、HPI製のEXマニを介してアペックスAX70タービンをセット。

吸気系は、ブリッツSUSパワークリーナーやトラストサージタンクなどで吸気効率を追求。インタークーラーはGT-R純正、ラジエターはR31ハウスオリジナルのターンフロー式アルミ3層タイプに交換されている。

排気系はワンオフフロントパイプにRS-Rマフラーという組み合わせ。スペックは最大ブースト圧1.0キロ時に340ps。タービンの性格から、低中速トルクやレスポンスに優れる仕様だ。

エンジンマネージメントはF-CON Vプロが担当。Dジェトロ化によるエアフロレス制御としている。

足回りはハイキャスをキャンセルして、フロントにジールファンクションベースのオリジナル車高調、リヤにKYBダンパーにR31ハウスオリジナルスプリングが組まれる。ブレーキは、前後BCNR33用ブレンボキャリパー&プロジェクトμパッドで強化。

ダッシュボード助手席側にトラスト水温/油温/油圧/ブースト計をセット。その他、ステアリングやシフトノブ、オーディオなども交換されているが、ノーマルの雰囲気は残されている。

ちなみに、あまりにも違和感の無い仕上がりだが、ミッションはR33タイプM用の5速MTに変更されていたりする。クラッチはOS技研のツインプレートだ。

ボディはシーマの純正ブラックにオールペン済み。ウインドウモールやドアノブ、ホイールはメッキタイプで統一しコントラストを演出していた。

R31チューンは2ドアが定番ベースだが、ここまで完成度の高い4ドアハードトップを見せられると、心が踊るというものだ。

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●問い合わせ:SHIBATA R31HOUSE 岐阜県加茂郡坂祝町黒岩1081 TEL:0574-28-0899

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