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往年の名作ホイールが14・15インチサイズで復活!
アドバンレーシングの原点『A3A』の系譜
1996年に15インチ、翌年に16〜17インチが発売され、一世を風靡した名作ホイール『ADVANレーシングONI(アドバンレーシング オニ)』。アドバンのトライアングルディスクのルーツでる『アドバンA3A』のコンセプトを継承したモデルで、その名は当時流行した“鬼キャン”のスタイルからインスピレーションを得たとも言われる。
そのような出で立ちから、走り屋のために作り上げられた斬新なデザインは、鬼キャンのドリ車乗りばかりでなく、正当派スポーツチューンドにも受け入れられ、爆発的なヒットモデルとなった。
そんなアドバンレーシング・オニのリバイバルとして登場したのが『ADVANレーシング・Oni2』だ。当時はシルビアや180SXなどの活発なユーザーから圧倒的な支持を受けたが、新作となるOni2は現在非常に活性化している軽カー&コンパクトという新たなジャンルへのチャンレンジとなる。
最大の特徴であるアドバン伝統の“トライアングルデザイン”だが、よく見ると先代モデルを彷彿とさせるスクエア・ナットホールが目に留まる。もちろん、3次元加工機によって彫り刻まれた“Oni 2 ADVAN Racing”の立体的な文字に懐かしさを覚えるユーザーもいるだろう。
撮影車両は“トップフューエル”のN-ONE。装着サイズは、前後とも5.5Jプラス45×15インチで、カラーはマシニング&シャンパンゴールド。キャップレスデザインを基本とする本作だが、こちらの車両ではアドバンレーシングのセンターキャップを装着している。
カラーバリエーションは、『MDC:マシニング&ダイヤモンドカット』『MBG:マシニング&ブラックガンメタリック』『MCG:マシニング&シャンパンゴールド』『MCR:マシニング&レーシングキャンデーレッド』の4色を設定。
全カラーリングでステップリム部分は切削となり、ディスクカラーが異なる仕様だ。また、マシニング&ダイヤモンドカットは、ステップリムに加え、ディスクまで全面切削加工によるダイヤカットとなる。
付属品のエアバルブは、ブラックとブルーの2色を用意。こちらのバルブもマシニング&ダイヤモンドカット/マシニング&ブラックガンメタリック/マシニング&レーシングキャンデーレッドにはブラック、マシニング&シャンパンゴールドはブルーと、ディスクカラーによって変えるなど、名作の踏襲として多くの拘りが感じられる。
軽自動車&コンパクトに向けて復刻されたOni2。この躍動感は、他のモデルでは成し得ないものと言っていいだろう。
製品仕様
ADVAN Racing Oni2
14インチ:5.0J~7.0J:3万8500円~4万2900円
15インチ:5.0J~8.0J:4万1800円~4万7300円
●問い合わせ:YFC TEL:03−3431−9981
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