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NSX純正オレンジとカーボンパーツのコントラストが素敵!
エンジンはブリッツ製のスーパーチャージャーで武装!
アメリカのショーカースタイルを強く意識したスタイリングが特徴のSXE10アルテッツァだ。手がけたのは富山県のA-SPEC。同社はスポコン系からドラッグ仕様まで幅広く展開する実力派ショップとして有名だ。
エクステリアは、ターゲットのエアロパーツやダムドのオーバーフェンダーを投入してメリハリのあるスタイルに。ノスタルジックな雰囲気のベタ付けオバフェン&ダックテールは、アルテッツァに絶妙なネオクラ感を与えている。
そしてボディは、NSX純正ニューイモラオレンジパールをベースにゴールドを強調したオリジナル塗料でオールペン。ルーフはブラックに塗装し、アクセントとしてボンネットやトランクフードにカーボン製品を取り入れて、独特のツートンカラーを表現している。
一方エンジンは、AT車のせいか低速域の立ち上がりがイマイチだったため、ブリッツのコンプレッサーシステムを導入してスーパーチャージャー化。独特のメカニカルなサウンドもお気に入りとのことだ。
バンパー開口部ギリギリにセットされた前置きインタークーラーはオリジナル。コア手前に見える配管はインタークーラースプレーだ。アメリカのドラッグシーンではNOSをインタークーラーに噴射して強制冷却する手法がポピュラーで、それをヒントに配管を製作した。
ホイールは18インチのワークマイスターS1で、タイヤにはネクセン(F225/40-18 R225/35-18)を履きこなす。ブレーキには、プロジェクトμの6ポットキャリパーキットをセットする。ボディカラーといい、少しTE27レビンっぽい雰囲気が漂っている気がするのはなぜだろう…。
チューニングベースとしてメインストリームにはなれなかったが、MTを持つコンパクトな4ドアFRスポーツはもはや稀有な存在。しかも、イジり方次第でここまでカッコ良く仕上げられるなら、令和のチューングベースとして考えても十分アリだろう。
●取材協力:A-SPECエンタープライズ 富山県富山市萩原83-1 TEL:076-428-5963
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