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15インチから20インチまで幅広いサイズ展開!
20インチモデルはGT-Rの410mmローターにも対応
モータースポーツ直系の設計思想や、解析技術を惜しみなく注入する鍛造スポーツブランド“ボルクレーシング”。その主軸となるのは、応力分散と軽さに優れた6本スポークで、スポーツホイールに要求される「軽さ」と「強靱さ」を高次元で引き出したTE37だ。
1996年にデビューし、瞬く間にスポーツホイールの絶対王者へと昇り詰めたTE37は、細かなアップデートで着実に進化を重ね、デビューから20年が経過した2016年には新規設計&新規金型を投入したTE37 SAGAへとフルモデルチェンジ。
最新ハイチューンドのビッグパワーも余裕で受け止める性能の高さから当面大幅アップデートは無いと思われていたが、そうした予想を覆し2021年1月にビッグマイナーチェンジを施した”SAGA Sプラス”が新たにデビューした。
以降、“最強のサンナナ”として君臨し続けるわけだが、ここにきてついに20インチモデルが登場。フルラインナップを完成させたのだ。
強度、剛性の要となるインナーリムは真円を保つことが重要であり、最新の解析技術を用いてそれらの要素を犠牲にせず軽量化へ繋がる角度や厚みなどを導き出した。見た目には分からない緩やかなアールなどのアップデートとなるが、SプラスはSAGAに比べて強度15%、剛性7%アップ(18インチ)を果たしている。
なお、今作は410φという超巨大なブレーキローターを採用するR35GT-RニスモやTスペックにも装着可能。15インチ、17インチ〜20インチと幅広いサイズ設定となるモデルだが、いずれも大型ブレーキシステムに対応した設計がなされている点も見逃せない。
圧倒的な高性能は実現しつつ、脈々と受け継がれるTE37のフォルムは踏襲したTE37 SAGA Sプラス。ボルクレーシングマニアも納得のハイパフォーマンスさが光る一本だ。
●問い合わせ:レイズ TEL:06-6787-0019
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