目次
電磁バルブを内蔵した本格的な電子制御システム
エアリフター付きモデルも選択可能!
開発ドライバーにターザン山田を迎えてテストが進められていたアラゴスタの車高調「セミアクティブタイプSA ACE」がついに発売された。
この製品のハイライトは、ずばり電子制御機能だ。Gセンサーの情報を元に専用プログラムにてソレノイドバルブを制御、オイル流量を変化させることで減衰力を最適にコントロールするシステムが組まれているのである。
ダンパーは、小型モーターで減衰力を変えるタイプではなく、メーカー純正で採用されているものと同様のダンパー内部に電磁バルブを組み込むタイプとなる。
車内にはタッチパネル式のコントローラーが設けられ、前後それぞれのロールやピッチングを5段階で調整できる他、5つの制御データを記憶することも可能。つまり、街乗りや峠、高速、サーキットなど、ステージごとのベストセッティングを瞬時に呼び出せるというわけだ。
基本スペックはタイプSに準ずる仕様となり、スプリングレートは、BCNR33用モデルがフロント11kg/mm+ヘルパー3kg/mm、リヤ9kg/mm。BNR34用がフロント11kg/mm+テンダー3kg/mm、リヤ8kg/mmの設定だ。アッパーマウントはどちらもピロの固定式で、価格は74万8000円となる。
また、アラゴスタでは段差やスロープでの接触を回避するエアリフター「アラゴスタカップ」を搭載したモデルも設定。価格はフロントのみにエアリフターを配する2カップ仕様が97万9000円、前後にエアリフターを備えた4カップ仕様が117万7000円だ。
世界的な需要から、今やスーパーカーと言える領域まで価値が上昇しつつある第二世代GT-R。そのフットワークのアップデートに最適なアイテムがついに登場したのだ。
●問い合わせ:トップラインプロダクト 千葉県柏市高柳1147-2 TEL:04-7190-1391
【関連リンク】
トップラインプロダクト
http://www.tpl.co.jp/