「正体不明すぎるだろ!」内外装フルカスタムの近未来的スーパーカーに迫る

強烈な個性で仕上げられた魔改造オーディオマシン!

カスタムオーディオで培ったインストールテクニックをフル投入

最近この手の正体不明カスタムマシンを紹介することが多いけれど、今回のはヤバイ。クルマの知識がない人が見れば、どこぞの国のスーパーカーと勘違いしてしまいそうなフォルムだ。なにせ、ノーマルの面影を残すのはルーフとウインド、そしてヘッドライトくらいなのである。

このマシンのベースは、なんと三菱のエクリプス!  カスタムオーディオ界で名を馳す茨城県のサウンドウェーブが、世界で1台のスーパーカーをコンセプトに製作したデモカーだ。

ボディはパテやウレタンを盛り付けたハリボテではなく、なんとFRPでイチから製作。MDFとウレタンフォームでベースラインを成型し、そこにFRPを貼り込んで型を作る…、といった手間の掛かる工程を経て、大胆かつ繊細なボディラインを作り出しているのだ。

リヤに向けてボリューム感を増すスタイルは、ミッドシップレイアウトのスーパーカーを意識。全長は約400mm延長、全幅は約500mmワイド化と、大幅にサイズアップしている。

ボディラインは大きくえぐれたような造形とすることで、ワイド感をより強調。リヤ12Jという極太サイズのヴェイルサイド・アンドリュー19インチを余裕で飲み込むスタイルは圧巻の一言だ。

リヤは、あたかも専用品のごとく自然にインストールされたBNR34用のユーロテールが印象的。バンパーに埋め込まれたマフラーはワンオフの2本出しタイプとなる。

インテリアの作り込みも凄まじいレベル。シルバーを基調とした空間は近未来的で、数々のカーオーディオインストールの大会で賞を獲得しているサウンドウェーブならではのクオリティだ。

6.1chシステムが搭載され、ウーファーやスピーカーが所狭しと配置されたリヤシート部。後方視界は完全に遮断されているが、バックモニター付きだから問題なし!

ハッチバック内をV型エンジンにみたて、アンプやプロセッサーを配置。このスペースを完全に分離することで、アンプやプロセッサーの振動が、車内に伝わらないように工夫している。

全方位に渡って妥協のないメイキングのオンパレード。オンリーワンの個性を求めたサウンドウェーブのカスタム魂には感服だ。 

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●問い合わせ:サウンドウェーブ 茨城県ひたちなか市佐和1619-2 TEL:029-285-7097

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