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オーナーの想いを“も。ファク”が実現
テイクオフのボディキットにワークスフェンダーを合体!
代表の森本さんが無類の走り好きということもあって、最近では「ガチ系チューニングショップ」のイメージが強い“も。ファク”だが、それは大きな間違い。アゲ系やドリフト仕様、はたまたVIPまで、「コペンを遊び尽くせ!」をコンセプトに、ジャンル問わず幅広いフィールドで活躍するショップなのだ。
今回紹介するLA400K型コペンは、そんな“も。ファク”がオーナーの要望を汲み取りながら仕上げたレクサスRC仕様だ。
エクステリアは、テイクオフのボディキットにリバティーウォークのGT-K用ワイドフェンダーをカスタムフィット。フロントバンパーは元々スピンドルグリル風のデザインとなっているが、シルバーでフチを塗り分けることでレクサス色を強めている。
アウトレットダクトが設けられたボンネットはテイクオフの製品。差し色を入れず、ブラック/シルバーのみでシックにカラーコーディネイトしているのもポイントだ。
リバティーウォーク渾身のワークスフェンダーが強烈なインパクトを放つ。サイドアンダーにはオプション設定のディフューザーを設置してボトムラインを合わせつつ、ローフォルムを強調する。
リヤセクションもテイクオフのバンパーを軸にセットアップ。エキゾーストマフラーはJワークスのワンオフ4本出しで、小ぶりなリヤスポイラーはブリッツの製品だ。
自然にフィッティングされているが、オーバーフェンダーはバンパーと接触する部分をカットした上で形状をリメイク。さらに、車高短によって干渉の可能性が出てきたフロントバンパーも中間部分を50mm短縮加工するなど、非常に手間がかかっていたりする。
深リムのホイールはワークのマイスターM1(F8.0J+5 R8.5J−1)で、タイヤにはアドバンフレバV701(F195/45R16 R205/45R16)を組み合わせる。
ブレーキチューンも抜かりなし。フロントはウィルウッドの4POTキャリパー+ドリルドローターのコンビとし、リヤは放熱性に優れたアルフィンドラムを装着する。
3気筒ターボのKF型ユニットは、吸気系をテイクオフのスーパー元気くん(エアクリ―ナー)+Gフィルターで強化した上、そこに、″も。ファク″のチューニングECUを合わせ込んでブーストアップ。エクステリアに見合ったパワーを手にしているのだ。
ロールケージはサイトウロールケージの6点式。購入してすぐにメーカーまで出向き、現場でインストールしてもらったそうだ。シートはブリッドのストラディアII、追加メーターはオートゲージで統一している。
「テイクオフバンパーにリバティーウォークのフェンダーを組み合わせたら理想的…と思っていたのですが、施工してくれるお店が無かったんです。別の相談で″も。ファク″を訪問した時に、何気なくエアロの話をしたら「出来るよ!」と言ってくれたので即決(笑) 本当に感謝しています!」とは、もぶくん。
ちなみにこのコペンは普通自動車への登録変更を行った公認車両だ。明確なコンセプトに基づいて製作された拘りのLA440K、センスの良さが光るスーパーカスタムと言えよう。
●取材協力:も。ファク 兵庫県川西市東畦野2-1-8 TEL:072-791-5559
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