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マレーシアでカスタムされたNSXとR33がハイレベル過ぎた!
ECR33とNA1をベースに統一感あるメイキングを実施
2023年に続いて大盛況となった『東京オートサロン クアラルンプール2024(TASKL2024)』で、会場を回っていたスモーキー永田の目を釘付けにした1台がこのR33スカイライン。パッと見はGT-Rのようにも見えるがベースはECR33で、マレーシアで世界各国のスーパーカーやJDMチューンドを扱うガレージ“VOYAGER(ボイジャー)”が持ち込んだマシンだ。
外装はマレーシアのブランドが製作したというエアロパーツを纏い、オリジナルのブルーでオールペン。エンジンはRB26DETTに換装されていて、HKSのGT-SSツインターボ仕様でおよそ450psを発揮。ミッションもGT-R用の5速MTに換装済みだ。
ボディ同色でペイントされたブレンボキャリパーや、日本でもBCNR33用定番ホイールの一つとして挙げられるワークマイスターS1など、細部までオーナーの拘りを感じさせてくれるメイキングが光る。
また、同じくVOYAGERが東京オートサロン クアラルンプール2024に持ち込んでいたNSX(NA1)も、多くの観客から熱視線を浴びていた1台。
オールペンされたエクステリアはもちろん、インテリアは純白に張り替えられるなど、純正の姿形を維持しつつも大胆なイメージチェンジを遂げている。
日本のスポーツカー、特に1980〜1990年代の車両はマレーシアでも人気が高く、その一方で純正パーツは日本国内以上に入手しにくい状況となっているため、状態の良いレンズ類やマフラーなどを手に入れるのは至難の業なのだとか。
そして、そういった環境下で仕上げられた高い完成度のJDMチューンドは、現地のクルマ好きたちにとって憧れの存在というわけだ。
ちなみに、VOYAGERはRE雨宮やトップシークレットなど、日本の有名ショップが製作したデモカーの輸入販売なども手掛けていて、RWBの代理店も務めているという。ショールームには日本でも馴染み深い車両が展示されていた。
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VOYAGER
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