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ハイパワー志向のコペンオーナー必見!
リーズナブルな価格も魅力
独自のアプローチでコンパクトカーのチューニングを展開する兵庫県の“ハーフウェイ”。とくに現行型コペン(LA400系)などに搭載されているKF-VETエンジンに関しては、当面ダイハツの主力スポーツユニットになると読んで、ハードチューンにも積極的に取り組んできた。
今回は、そんな名門チューナーが展開するKF-VET用の最新エンジン強化パーツを見ていこう。
鍛造ピストン
ピストンは純正排気量での使用を想定した0.05mmオーバーサイズ鍛造ピストン(6万6000円)と、限界までの排気量アップを望むユーザーに向けた68φ鍛造ピストン(7万9200円)の2種類を設定。
0.05mmオーバーサイズピストンを純正コンロッドに組み合わせる場合は、コンロッドのフルフロー加工が必要となる。一方、68φピストンはライナーの打ち替えが前提で770ccまで排気量が拡大される。
鍛造コンロッド
I断面形状の鍛造コンロッド(10万8900円)は軽量性と高強度の両立に拘った逸品。小端部はフルフロー仕様で、コンロッドボルトも強化タイプが与えられる。なお、メタルはJBエンジン用の幅広タイプ(約15.7mm幅)がセットできるように設計されているのもポイントだ。
クランクキャップラダー
クランクキャップの結合力を高め、軸受部の変形による焼付きを防止するための補強パーツがこのクランクキャップラダー(6万9300円)。ラダーの素材(超超ジュラルミンA7075材)や形状はもちろん、スタッドボルトやエンジンへの結合強度まで徹底追求したというハーフウェイ渾身の作だ。
カムシャフト(現在開発中)
現在、様々なプロフィールを試しながら開発を進めているのがカムシャフト。可変バルタイとバランスさせながら、全域でパワーの追従性能が飛躍する仕様を目指しているそうだ。
これら以外にも、ハーフウェイではスポーツECUや高耐圧インテークキット、大容量ラジエターなど、KF-VETを覚醒させる様々なパーツをリリースしているので、興味あるユーザーは一度問い合わせてみてはいかがだろうか。
●取材協力:ハーフウェイ 兵庫県神戸市西区見津が丘4-9-6 TEL:078-998-2223
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ハーフウェイ
http://www.halfway.co.jp