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B16A改HKSターボ+NOSでオーバー300馬力を達成!
圧巻のチルトカウル仕様!
このCR-Xデルソルは「チューニングカーオーナーがあまり選ばない車種で、外見を裏切る走りをしたい!」というオーナーの強い意向によって製作されたチューンドだ。
元々はシングルカム搭載のオートマ車だったが、大幅なパワーアップを狙ってEK4シビックのB16Aエンジン+5速MTを換装。さらに、HKSのターボキットとNOSを組み込んで320psまでドーピングしている。
そんな過激な心臓部に負けじとエクステリアも大胆モディファイ。スーパーGTやDTMマシンを参考に、前後フェンダーやサイドステップをワンオフ製作した。
サイドダクトのデザインはとくに研究を重ねた部分。ワイド幅は片側80mmとなっており、車高やタイヤサイズなどはこれからセットしていくそうだ。
さらに、インパクトを追求してフロントセクションも大改造。フロントバンパー、ボンネット、フェンダーをファイバーで一体成型し、パイプフレーム構造のレーシングカーさながらの開閉アクションを採用。そう、チルトカウル化したのである。
なお、ボンネットは中心のカーボン部が脱着できる構造となっており、エンジンルームの部分だけオープンにできるショーアップ的機構も搭載しているのだから恐れ入る。
リヤにはワンオフのカーボンディフューザーを装備し、それに伴いマフラーはセンター出しを製作。このレイアウトを実現するためにフロアは切った貼ったの大手術だったそうだ。
インテリアはイエローとブルーでカラフルにコーディネイト。ステアリングはMOMOのDシェイプ、メーターパネルもイエローで塗装している。
オーナーの拘りによって誕生した唯一無二のスタイリング。そしてコンセプト通りのパワーユニット。まさに、オープントップの爽快感とチューニングカーならではのハードな走りを両立できるデルソルだ。