「ZC33Sスイスポを覚醒させるヒットパーツに迫る」高風量タービンと専用ECUのセットで25万円!

実測で34.8ps/46.9Nmの向上を確認!

スイフトスポーツ全モデルに対応するキット

精力的にZC33S型スイスポのチューニングパーツ開発を続ける“ブリッツ”。そんな同社のスマッシュヒット作が、今回紹介するボルトオンターボキットだ。2018年の登場以来アップデートを重ね、現在はマイナーチェンジ後(2020年10月〜)モデルまで対応するほどの守備範囲を誇る。

「ブーストアップ+α」をコンセプトとするこのターボキットは、IHIとタッグを組んで作り上げたハイフロータイプ。ハウジングは純正形状のため、触媒もそのまま装着できるのが大きなポイントとなる。

キットには専用のECUも付属しており、ブースト圧を純正設定値の1.0キロから1.2キロへと高めるだけでなく、スピードリミッターの変更(180km/h→280km/h)やレブリミットの変更(6000rpm→6500rpm)など、サーキット走行に適したスペックを与えてくれる。

ブリッツの社内テスト(マイチェン後の6速MTモデルで計測)では、最高出力が148.8ps→183.6ps、最大トルクが240.7Nm→287.5Nmと、34.8ps&46.9Nmのポテンシャルアップを記録。パワーグラフを見ても低回転域のロスを最低限に抑えつつ、高回転域の伸びに磨きがかかっていることが分かる。

価格は25万800円。すでにブリッツ製チューニングECUを導入済みのユーザーに向けたタービン+ECUアップグレードキットは19万8000円。タービン単体も19万8000円で販売されているので、目的に合わせたチョイスが可能だ。

コストパフォーマンスは最強レベル。ZC33Sのパワーチューニングを極めたいユーザーにとっては実に頼もしい存在と言えるだろう。

●問い合わせ:ブリッツ TEL:0422-60-2277

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ブリッツ
https://www.blitz.co.jp/

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