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サーキットで真価を発揮するR35GT-R空力パーツ
ディテールに拘った各部のデザインに注目
デモカーのR35GT-Rで、鈴鹿サーキットでのタイムアタックを精力的に行っている広島県の“ウエストスポーツ”。
エンジンはHKSのキットで4.3L化するとともにGT1000+タービンを装着。サージタンクをブーストロジック社の大容量タイプに換えるとともに、純正インジェクター12本仕様として、1121ps/142kgmを発生させ、鈴鹿2分4秒649をマークするハイスペックにまで進化させている。
そんなウエストスポーツがサーキットで効果を発揮する空力パーツを開発。それが、ここで紹介するフロントリップスポイラーとフロントワイドフェンダー(2007年〜2015年モデル対応)だ。
リップスポイラーは純正バンパーに対応する形状で、専用アンダーパネルも用意。発生させるダウンフォースは強力で、開発テスト時のサーキット走行では脱落するトラブルも経験したというほど。
アンダーパネルはスーパーGTマシンの下面処理を参考にしたデザインで、抜群の導風効果を発揮する。また、フロントブレーキに100φでダクトが引けるブレーキダクトも用意されている。
そしてフロントフェンダーは片側35mmワイドに設定することで、285サイズのタイヤはもちろん、11Jのゼロオフセットもセッティングによっては装着可能となる。製品は、エアアウトレットフィンがFRPとカーボン製の2タイプが用意されている。
それらは愛機を飾るドレスアップパーツではなく、走ることで真価を発揮するチューニングパーツ。速さを追及するR35オーナーならば、ウエストスポーツのエアロに注目しない手はないだろう。
●問い合わせ:ウエストスポーツ TEL:084-981-5061
【関連リンク】
ウエストスポーツ
http://waste.co.jp/