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今から10年以上前、OPTION本誌の看板企画として人気を博した「東京BURNOUT図鑑」をプレイバック。リアルチューンドと東京の名だたる観光名所のコラボレーションをとくとご覧あれ。(※白煙は画像加工によるものです)
AKB劇場[東京都千代田区]×クレスタ[GX100]
日本のトップアイドル、AKB48。彼女たちのホームグラウンドであり「会いに行けるアイドル」を体現している専用ライブハウスが、ここドン・キホーテ秋葉原店の8階にあるAKB48劇場である。客席数170、収容客数250人と狭い劇場は、最前列ならステージ上のメンバーに手が届きそうなほどの近距離でライブを楽しめる。なお、劇場通路には「MVPボード」なるものが設置され、ライブ観覧数が100回をオーバーするとMVP入り、ボードへ名前が掲載されるという制度があるらしい。(2009年当時)
ドリフト業界に一石を投じたドリドレ仕様。心臓部は、2JZの腰下を流用した1.5J仕様にHKSのVカム(IN/EX264度)とTO4R改タービンをセット。F-CON Vプロで各種マネージメントを行い、最大ブースト圧1.5キロ時に526ps/74kgmを達成している。
幕張メッセ[千葉県千葉市]×IS250[GSE20]
言わずと知れた東京オートサロンの舞台、千葉県千葉市美浜区にある大型の会議・展示施設だ。敷地面積は延べ217,151.47平方メートル、全館に冷暖房&空調設備を完備する全天候一体型の建築物である。建物は4つで、国際展示場1ホールから8ホール、イベントホール、国際会議場、国際展示場9ホールから11ホール(北ホール)という構成だ。
初代レクサスISをベースにしたスーパーチューンド。エクステリアはカザマオートサービスのGTワイドボディキットでフル武装し、エンジンにはMAX600psを発揮するT78-29Dタービン仕様の2JZユニットを搭載。ミッションもゲトラグ6速MTが換装され、自由自在のパワーコントロールが可能だ。
歌舞伎座[中央区銀座]× アリスト【JZS161】
筋書きは理不尽で、内容も低俗かつ卑猥…かつてそんなイメージだった歌舞伎を近代社会に見合ったものへと昇華させるべく誕生した『歌舞伎座』。設立は明治維新を経て世の中が西洋文化に沸いていた1889年だ。当初は西洋風の外観だったが、帝国劇場に対抗するため和風へと改築。これまで幾度となく建て替えを行なっており、撮影時は3代目のもの。
欧州ハイパフォーマンセダンを撃墜するために生まれたハイスペック仕様。ボンネット下に収まる2JZ-GTEは、HKSのキャパシティアップキットによって3352.8ccへとスープアップされ、ヘッドもその排気量を活かすためのフル加工が施される。T78-33Dタービンにブースト1.5キロを掛けて実測680psを絞り出す。
雷門[台東区浅草]×チェイサー【JZX100】
日本国内のみならず、海外からの観光客も多い浅草・雷門。そう、門の中央に吊り下げられた大提灯が特徴的な、浅草寺の山門だ。大提灯の大きさは11尺(直径330cm×高さ390cm)で重さは約700kg。修理や製作を行っているのは、江戸時代からの伝統を継承する京都の老舗『高橋提灯』である。また、元々は門の左右に配置される風神と雷神から『風雷神門』と呼ばれていたのだが、いつからか雷門と呼ばれるようになったという。(2009年当時)
カーメイク・ラスティーの10周年記念ボディキットを装備したツアラーVだ。1JZエンジン本体には手を入れず、HKSハイカム+ラスティーオリジナルのメタルフローBBタービンをセットアップ。制御にはパワーFCを使い、ハイレスポンスな420ps/50kgmを実現している。
東京タワー[港区芝公園]×スカイラインGT-R[BNR32]
1957年着工、翌1958年に完成した東京タワー。フランス・パリのエッフェル塔(320m)を抜き、当時、自立式鉄塔として世界最高となる高さ333mを誇った。地上波テレビやラジオの電波を発信する集約電波塔であると同時に、地上150m/250m地点に展望台を持ち、国内外から多くの観光客が訪れる東京のシンボル的存在だ。カップルの間では「ライトアップの照明が消灯する瞬間を一緒に見ると幸せになれる」といった恋にまつわるジンクスも。ちなみに、正式名称は『日本電波塔』。
ゼロヨン8秒9、筑波57秒という記録を持つBNR32。パワーチューンは凄まじく、腰下はHKSのステップ3キットを使ったRB26改2.8L仕様とされ、そこにフルチューンヘッドとT51R SPL BBタービンを組み合わせることで、最大ブースト圧2.2キロ時に965ps/98kgmもの出力を弾き出す。
丸の内仲通り・ブランド街[千代田区丸の内]×シルビア【S15】
高級ブランドのブティックが並び、さながらニューヨーク・マンハッタンの5番街(フィフスアベニュー)のような空間を形成する、丸の内仲通りのショッピングエリア。この美しい景観は、秩序ある町並みにしようと土地の地権者や企業が協力し、ビルの高さや歩道の幅などに決まりを設けることで作り上げている。季節ごとに行われるイベントも豪華で、ゴールドのLEDイルミネーションは冬季限定。丸の内エリアに並ぶ街路樹211本を約85万級球のLEDで飾り、大人の街を華やかに演出している。(2010年当時)
競技ドリフト用として進化を続けたエンジンは、東名パワードのコンプリートユニット「DERIVEフェイズ1」を軸に構築。そこにTD06S L2-20Gをドッキングし、横浜のチューニングショップ“ビーアンビシャス”による綿密なパワーFC制御を組み合わせることで、約380psの最大パワーを手にしている。