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街乗りからサーキットまで楽しめるフル公認マシン!
ピックアップ重視のエンジンとしなやかなサスセットで勝負
このバリスのワイドボディでフル武装したランエボXは「街乗りもサーキットも1台でカバーできるオールマイティな仕様にしてほしい」というオーダーのもと、大阪のシグナルオートが製作したフル公認のチューンドだ。
4B11エンジンは、腰下には手を入れずヘッドに東名パワードのポンカムをインストール。そこに550ps対応の三菱製TF06-07タービンをセットし、ブースト1.35キロ時に420psを発揮させている。制御はF-CON Vプロ、HKSのフューエルアップグレードキットを用いた燃料系の強化も行われている。
エンジンルーム後方で目を引くプレートは、モンスターから販売されている遮熱用のチタニウムエキマニプレート。熱対策が難しい後方排気のエンジンでは効果的なパーツだ。
サスペンションには、オーリンズDFVベースのシグナルオートオリジナル車高調を装備。スプリングレートは、クスコの強化スタビライザーとのバランスを考えて前後14kg/mmで設定している。
ブレーキは超ハイエンドなシステムで強化している。キャリパーにはエンドレスのモノブロックを奢り、ローターも同社のeスリットで径はフロント370mm、リヤ332mmという構成だ。
ホイールは18インチのボルクレーシングTE37RTでサイズは11J+17の通し。組み合わされるタイヤは295/30R18サイズのポテンザRE-71Rだ。
インテリアは助手席側にブースト、水温、油温計が装備されているものの、ロールケージなども装備されていないシンプルメイク。ステアリングはナルディクラシック、シートにはブリッドのジータIIIを装備している。
このチューンドを峠コースで走らせた木下みつひろ選手は「純正の延長線上にあるような扱いやすさとピックアップの良さ、そして穏やかな足回りセッティングでとても乗りやすい。FFベースの4WDマシンの特性をよく理解した、教科書みたいな味付けだね」とコメント。
ショップデモカー顔負けのスペックを有する美しいランエボX。その印象は、走らせても変わらないと言うわけだ。
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