「目指したのは公道を走れるGTマシン!」新進気鋭ブランドがGR86用ワイドボディキットを発売

295幅の極太タイヤを前後通しで装着可能!

コストパフォーマンスにも優れたボディキット

GTカー風でありながら、現代的なアピアランスを随所に盛り込んだ唯一無二の独創的デザイン。とにもかくにも挑発的なスタイリングアプローチだ。

手掛けたのは、大阪のカスタムショップ“フルテック”。加熱の一途を辿るGR86のエアロパーツ戦線に、独自の感性を武器に乗り込んできた気鋭ビルダーである。

「GTカーを公道に」というコンセプトで開発されたこのキットは、流行のビス留めオーバーフェンダーを敢えて封印。全く異なるアプローチで、圧倒的な存在感を放つスタイルを構築してきた。細部を見ていく。

フロントのワイド幅は片側70mm。ホイールは11Jマイナス14というサイズのワークマイスターL1に、295/30R18サイズのプロクセスR888Rをセット。アッパーマウントでのキャンバー調整こそ行なっているものの、純正アーム類のままこのサイズのタイヤで全切り&サーキット走行も可能だ。

さらに、純正ウインカーを流用できる構造とすることで、導入コストを抑えている点も見逃せない。

リヤフェンダーは、フロントと同サイズのタイヤ&ホイールを収めるために片側90mmワイドで設計。これは、タイヤのローテーションを行えるようにするためのメイキングだという。

フロントマスクは、純正バンパーにリップスポイラーと両サイドのエクステンションを備える。純正バンパーのままとしたのも導入コストを抑えるための工夫だ。かなりアグレッシブなデザインだが、10mm以上の厚みを持たせつつ角のRを規定内に収めることで、保安基準にも適合させている。

リヤセクションには、ワイドフェンダーと純正バンパーに被せて装着するアンダースポイラーを設定。フロント同様にフェンダーの加工こそ必要となるが、最小限の手数で迫力のスタイリングを構築することができるのだ。

フルキットのプライスは59万9500円。サーキット走行対応のボディキットとしてみれば、かなりリーズナブルな価格設定と言えるだろう。

さらに、フルテックではドライカーボンGTミラー(24万2000円)やドライカーボンGTウイング(38万5000円)、インフュージョンカーボンボンネット(近日価格決定)もオプションで用意。走りを極めたいGR86乗りは、エアロパーツ選びの候補に加えてみてはいかがだろうか。

●問い合わせ:株式会社フルテック xeno事業部 大阪府茨木市島4丁目23-22 Mail:info@fulltech.jp

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