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富士スピードウェイをR34が埋め尽くした一日
2023年3月5日、世界最大規模のR34スカイラインミーティング“R34祭り”が富士スピードウェイで開催された。13回目を迎えた今年の参加台数は何と549台! ここでは個性溢れるユーザーチューンドをピックアップして紹介していく。
国産車で異色のシュニッツァー履き!
HR34純正フロントバンパーのナンバーポケット部分をスムージングし、スッキリとした印象にまとめ上げた一台。ホイールはBMWイメージのACシュニッツァータイプ2をPCDチェンジャーを介して装着。際どいクリアランスで顔を覗かせるキャリパーはBNR34純正と思われる。
RSワタナベとオバフェンで旧車感を演出
父親が新車購入した個体を譲り受けたというオーナー。R34乗りだった知人からマニュアルミッションを譲ってもらえることとなり、MT化を皮切りにカスタムメイクをスタートさせたそうだ。旧車テイストを狙って選んだホイールはRSワタナベのエイトスポークRタイプ。9.5Jマイナス19×17インチというサイズを納めるべく、前後のワイド化とともにキャリパー側も削り加工が施されている。
東京オートサロンで話題を呼んだスーパーシルエットも参戦!
東京オートサロン2020で世界に衝撃を与えたリバティーウォークの“スーパーシルエットR34”も発見! フロント片側+70mm、リヤ片側+100mmのブリスターフェンダーを軸に構築されたワイドボディはとにかくド迫力で、完全にレーシングカーの領域。「ネオ街道レーサーここにあり!」という感じだ。
“男勝りすぎる”女性オーナー達の愛機!
イベント主催である“シャフトオートサービス”にて製作された女性オーナーの4ドア。シャフトのタイプAフルエアロを纏い、日産純正チタニウムシルバーでオールペン。キャリパーは前後ともブリッツ製の鍛造6ポット&4ポットで大容量化済みだ。
フェンダーはユーラスの製品でワイド化。これにより、20×9.5J±0のワークジーストST2を前後通しで履けるスペックを実現している。
こちらの2ドアもシャフトオートサービスに通う女性オーナーの愛機。シャフトタイプIIIフルエアロとユーラスのワイドフェンダーを組み合わせて、GT-Rルックとは異なるベクトルでのスタイリッシュさを追求している。
ホイールは19インチのワークマイスターL1(F9.5J+12 R10.5J+7)をセット。なお、この2台はいずれもドレスアップだけでなく走りも嗜むリアルチューンドだったりする。すでに駆動系に手が入っている状態で、2023年はエンジンチューニングを検討中とのことだ。
PHOTO:小竹 充(Mitsuru KOTAKE)
●取材イベント:第13回R34スカイライン祭り