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富士スピードウェイにSRエンジン搭載車が集結!
2023年3月18日、SRエンジン搭載車限定のミーティング&走行会イベント「SRヘリテージジャパン」が開催された。SRエンジンに関連さえあればOKという参加ルールのため、シルビア以外のSRエンジン搭載車やSRエンジンをスワップした個体など、参加者のバリエーションは非常に豊か。ここでは個性溢れるユーザーチューンドをピックアップして紹介していく。
謎の超深リム純正リバレル履きS14!
一目でリバレルと分かる超深リムを履きこなしたS14シルビア前期。ベースのホイールが不明すぎて、オーナーに確認してみたところ「S14 Q’s純正がベースです!」との衝撃発言が…。純正ホイールにメッキリムとゴールドピアスボルトを与えてイメージを激変させていたのである。爽やかなボディカラーや激しいネガティブキャンバー角まで含めて、インパクト抜群の仕上がりだ。
往年のグループCを裏組み!?
往年の“ボルクレーシンググループC”をベースにした超深リムホイールを履くS13シルビアだ。こちらもリバレルかと思われたが、リム形状的に“裏組み”を施したものと思われる。強めのネガティブキャンバー角が与えられているが、計算し尽くされたホイールマッチングは見事としか言いようがない。
旧車テイスト全開の180SX
15インチのロンシャンXR-4(15インチ)と60扁平タイヤのコンビネーションが、90年代の雰囲気を漂わせる180SX。ロープロファイルの高性能タイヤや最新デザインのホイールを履くためにハブを5穴化する例はよくあるが、この180SXはあえて4穴のままとし、小径ワイドリムで勝負しているところも好印象だ。
S13系+小径ホイールは旧車感マックス
こちらも旧車感を追求していると思われるS13シルビア。ホイールは王道のワークエクイップ03(15インチ)で、タイヤは55偏平を引っ張って履かせている。車内に確認できるロールケージの斜行バーも、かつての峠仕様を匂わせる重要な要素だ。
ブラックビューティなパルサー登場!
そういえばパルサーもれっきとしたSR搭載車だった…と再確認させてくれた1台。しかもエアロパーツを見るかぎり、ベースモデルはオーテックが手掛けたN15型の「2.0オーテックバージョン」!? ブラック×ホワイトのモノトーンで構成されたエクステリアやBBS RSの履きこなしなど、全方位、オーナーの強い拘りと情熱が伝わってくる仕上がりだ。
Part.4へ続く
Photo:Akio HIRANO
●取材イベント:SR HERITAGE JAPAN 2023