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山中の快進撃を止めるのは誰だ!?
2023年のD1ライツは25歳の若手に注目！
5月13日(土)･14日(日)、滋賀県の奥伊吹モーターパークで開催されるOKUIBUKI DRIFTでは、D1グランプリシリーズの他に、2023年のD1ライツシリーズ第3戦も併催され、13日(土)に追走トーナメントが実施されるスケジュールだ。
すでにD1ライツは2戦を終えており、ドライバーズランキングでは山中真生選手が34ポイントで首位に立ち、6ポイント差で米内寿斗選手が2位、そして古賀誠進選手、田村健多選手、田野結希選手とわずかなポイント差で続いている。
今のところ、山中選手、田村選手、田野選手と、25歳前後の若手に加え、ベテランの米内に、大ベテランの古賀が割り込むといった様相となっており、若手vsベテランの戦いから眼が離せない。
とくに注目したいのは、ドリフト歴数年というキャリアで、初走行の名阪をあっさりと攻略してみせた山中選手だ。シミュレーターでの練習だけで現地に乗り込み、前日練習を含めてたった4日で、第2戦では単走優勝からの準優勝。奥伊吹戦でもその活躍に期待がかかる。
とはいえ、2023年のシリーズはまだ始まったばかり。開幕の名阪戦では本領を発揮できなかった選手も多いため、誰が上位勢の争いに食い込んでくるのかも奥伊吹戦では見どころとなるだろう。
山中真生【TMS GOODRIDE RACING TEAM】
TMS S15 SILVIA
開幕戦では敗れはしたものの、前年度王者の田野選手に対してバチバチの追走を決めて存在感を示すと、続く第2戦では単走優勝からの準優勝を獲得し、シリーズランキング首位を獲得。奥伊吹戦での活躍にも期待がかかるニューカマーだ。
米内寿斗【GreenTop × 酒の中村 × AES】
GreenTop 180SX Moty’s VL
久々のシリーズ参戦となった米内選手だったが、エビスサーキットで鍛え上げられたその燻銀のテクニックは健在。自らの手で仕上げた180SXのポテンシャルも高く、追走の名手としてキレのある後追いに注目が集まる。
古賀誠進【TEAM九州 GUN sports】
GUN sports 180SX
九州地区を代表する大ベテラン。第1戦で4位、第2戦で7位に入ってドライバーズランキング3位、単走ランキング4位に付けている。そつなくポイントを重ねる安定度がある。
田村健多【N-style × VALINO × K’s true】
N-style SILVIA
第1戦では惜しくも単走敗退となったものの、第2戦では昨年の名阪戦ぶりとなる優勝を決めてポジションアップ。奥伊吹では山中選手とのポイント差を詰めることはできるのか？
田野結希【HOUSE INNOVATION RACING TEAM】
ハウスイノベーション S15 SILVIA
2022年度のシリーズチャンピオンとして、第1戦では貫禄の走りを連発して優勝。続く第2戦ではまさかの単走敗退となってしまったが、奥伊吹は初優勝したコースでもあるためリベンジに期待がかかる。
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