「2016年モデル以前のR35GT-Rオーナー必見!」後期型のハンドル追従パドルシステムを移植する至宝のメニューに迫る

初期〜中期型オーナー必見の操作系アップデート!

2017年モデルのステア追従パドルシステムを初期〜中期モデルに組み込むメニュー

R35GT-RのGR6トランスミッションはパドルシフト操作も当然選べるが、2007年〜2016年モデルはパドルのシフターがコラム側にセットされているため、ステアリング操作次第ではパドルに指先が届かなくなる。

2007年〜2016年モデル:ステアリングコラム側にパドルはセットされている。ステアリング操作量が少ないシーンでは問題ないが、大きく切り込んでいくとパドルだけが取り残されてしまう。
2017年モデル〜:ステアリング側へとパドルのセット位置を変更。ステア操作にパドルスイッチも追従するため、コーナリング中のシフトなどもステアリングから手を離すことなく行えるのだ。

その問題は日産もよく理解していたようで、2017年モデルからステアリング側にパドルのセット位置が変更、ステア操作にバドルが追従する方式にアップデートされたのだ。

そんな2017年モデルのステア追従パドルシステムを、従来モデルに投入できるようメニュー化(R35GT-R PADDLE UPDATE PROGRAM:32万7800円/工賃込み)したのが、関西のGT-R専門店として知られる“グローバルオート”だ。

一見、簡単そうな流用技だが実際にはハードルが高く、ステアリングスイッチまで対応させる内部基板の加工なども必要となる。

撮影車両は、アルカンターラ仕立てのニスモ専用ステアリングを使用しているが、もちろん他グレードのステアリングがベースでも問題なし。スイッチの配列も大幅に変更された2017年モデルのステアリングだが、従来モデルに装着してもスイッチ操作が可能なように基盤を加工。2017年モデルで新設されたマルチファンクションのエンターキー以外は問題なく動作する。

なお、アップデート作業自体は約1時間だが、基盤加工済みステアリングの用意が必要となるため、作業は予約が必要だ。

フェイスチェンジなどで後期テイストを採り入れていくのも良いが、GT-Rの本質である走りに拘るなら、このR35パドルアップデートプログラムは真っ先に施しておくべきメニューと言えるだろう。

●問い合わせ:グローバルオート 大阪府堺市美原区黒山166 TEL:072-363-6666

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グローバルオート
www.global-auto.ne.jp

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