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279馬力&39.8キロのパワースペックは伊達じゃない!
ディーラーらしからぬ攻めたシャコタンセッティングもポイント!?
ルノー・メガーヌR.S.(ルノー・スポ―ル)と言えば、FL5型シビックタイプRに打ち破られるまでニュルブルクリンクにおけるFF市販車最速となる7分40秒10(メガーヌR.S.トロフィーR)を誇るなど、世界屈指のスポーツモデルとして世界中で名を馳せる名車だ。
2019年モデルの前期型に搭載されているM5P型1.8L直噴ターボの最高出力は279ps、最大トルク39.8kgm。この車両に関しては、センターマフラーのみルノー静岡オリジナル製品に変更しているが、基本的にパワースペックはノーマルと同様だ。
サスペンションは、KWのクラブスポーツ2ウェイ車高調をインストール。スタイリング優先でギリギリまで車高を落としている。タイヤはゼスティノ・グリッジ07R(FR245/35R19)で、ブレーキパッドは展示用ということで低ダストタイプのディクセルMタイプに交換。ホイールはワークD9R(FR9.5J)を履く。
このチューンドを試乗したレーシングドライバーの谷口信輝選手は「基本的には、よく走って、よく曲がって、エンジンも低回転から高回転までよく回ってくれる。1.8Lという感覚はなく、気持ち的には2.5L・NAくらいの印象かな。味付けの違いなのか、同じエンジンを積むアルピーヌよりもグワッと引っ張られるようなトルク感がある。あと、このデモカーに関して言えば、シャコタン&ツライチでカッコ良いというのが一番のポイントでしょ!」と評価。
なお、今回の取材車両は“ルノー静岡”がディーラー展示用にカスタマイズしたデモカーだ。基本的にはスタイル重視のカスタムスペックではあるが、走りの質感も抜かりない作り込みが施されていた。もちろん、同様のマシンメイクはルノー静岡でも可能とのことなので、興味あるオーナー諸氏は一度問い合わせてみてはいかがだろうか。
●問い合わせ:ルノー静岡 静岡県静岡市駿河区下島416-2 TEL:054-293-9200
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