「プロボックスで筑波1分6秒を叩き出した実力派ショップ!」JUMP OFF AUTOMOBILE【SPECIAL SHOP】

走りを変えるオリジナルパーツも多数展開!

働くクルマを本気の走りマシンへと生まれ変わらせる遊び心と技術力!

筑波1分6秒563、菅生1分39秒861、作手29秒894…と、とてもプロボックスが出したとは思えないようなタイムを刻んでいるのが“ジャンプオフオートモービル”のデモカーだ。

「走り系のクルマに飽きてきた頃、JPSC(全日本プロボックス/サクシード選手権)の存在を知って。初参戦の日光サーキットで3位に入賞してから、“これは面白いぞ”と本格的にチューニングを始めました」と代表の花本さんは言う。

デモカーのチューニング内容を見ていくと、まずエンジンは1NZ-FNE(LPG仕様)の純正ピストン流用で圧縮比アップ。カムシャフトはIN、EX共にJUN製264度に交換される。制御はLINKモンスーン(専用ハーネス付き税込27万5000円/別途、現車合わせセッティングを推奨)が担当。常用8000rpm、レブリミットは8500rpmに設定される。

また、排気系はオリジナルエキマニにTクライム製フロントパイプ、メーカー不明マフラーという組み合わせ。

セミオーダー方式を採用する車高調は、スピリットパフォーマンス製ベースのオリジナル品。サーキット仕様のデモカーはフロント12kg/mm、リヤ10kg/mmのスプリングが組まれる。フロントブレーキは、ウィルウッド製4ポットキャリパーと280φローターで構成されるオリジナルキット(税込25万3000円)で強化。

ダッシュボードまで含めて内装を完全撤去した室内。メインメーターの上にセットされたデフィーアドバンスZDで車両情報を集中管理する。

内装撤去の他にも、オリジナルのドライカーボンルーフ(純正19.8→4.4kg/税込29万4800円)やドライカーボンボンネット(純正11.0→2.4kg/税込25万3000円)の導入に加え、徹底した軽量化で車重は900kg台前半を達成。速さの秘密は軽さにもある。

こちらは作手を走っているナンバー付きのユーザー車両。ミッション&ファイナルこそノーマルだが、エンジンの仕様はデモカーに準じている。ハイカム&ハイコンプ化とフルコン制御により、1NZは劇的に生まれ変わるのだ。

自らマシンメイクを手掛け、サーキットでタイムアタックも行なう花本さん。「プロボックス&サクシードを始め、お客さんはヴィッツやMR-S、カローラランクス&フィールダーなどトヨタのライトウエイト車が多いですね。ドライビングやセットアップのアドバイスも行なっているので、サーキットを走ってみたいというオーナーさんはぜひ一度お越しください!」とのこと。

マシン本来が持つ走りの素性を覚醒させるなら、ジャンプオフオートモービルの技術力は頼れる存在と言えるだろう。

●問い合わせ:ジャンプオフオートモービル 愛知県瀬戸市柳ヶ坪町82 TEL:0561-65-3573

【関連リンク】
ジャンプオフオートモービル
https://www.jumpoff.co.jp

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