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大人がスマートに乗れるZ34エアロフォルム！
伸びやかなシルエットこそ真骨頂
かつてのスポコンブームを牽引した“ウェーバースポーツ”が、「大人がスマートにスポーツを楽しめるツール」として発足させたブランド『ゼニスラインモデル』。
開口部とNC旋盤で逆Rに縁取られたエッジがデザインシンボルとなり、メリハリのある造形を創出。エアロパーツによってベース車両の持つ美しさを高めることをコンセプトに掲げ、ナイトシーンにも違和感なくマッチするセンスを目指す。
しかも「張りぼてのエアロなど必要ない」と断言し、ダウンフォースやクーリング等の機能性も徹底追求。一般的なドレスアップ系ボディキットとは一線を画すクオリティで仕上げられているのだ。
例えば、サイドダクトはダクトフィンやLEDデイライトの装備に対応しつつ、オイルクーラーコアの冷却用として機能させるために、開口面積を限界まで拡大。同様にリヤバンパーの開口部も機能性を強く意識したデザインで、走行抵抗となるパラシュート効果を軽減し、なおかつマフラーが発した熱をスムーズに排出できるよう設計されている。
こうした真摯な取り組みは高く評価され、Z33やRX-8など、これまでに手掛けた車種の多くで、絶大な支持を得ている。Z34用エアロパーツの開発においても、スポーツカーらしさを引き出すことに拘り、前後バンパーの拡大やリヤのシェイプアップなどをデザインワークのポイントに挙げる。
発端はワイドでホイールベースが短いZ34のシルエットだった。全幅に対して前後の造形スペースが狭く、あまりに唐突な印象だったため、フロントはボンネットのラインを継承しながらロングノーズ化。リヤもハッチの造形を受け継いで延長を図り、ボリュームを適度に絞ることを忘れない。伸びやかなシルエットこそ、ゼニスラインの真骨頂なのである。
また、フロント／サイド／リヤの基本パーツの他、アンダーパネルやダクトフィン、リヤウイングなどの周辺パーツ、さらにはシンプルな造形と強いコンケイブで魅せることに特化した、オリジナルホイール“ゼニス5ライン”も用意。
こうした豊富なランナップには「一気に仕上げてしまうのではなく、少しずつステップアップを重ねながら、末長くZを楽しんで欲しい」というウェーバースポーツの願いが込められているのだ。
●取材協力：ウェーバースポーツ TEL：078-969-3510
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