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FUELFESTのショーカーエリアに潜入!
2023年8月11日に、富士スピードウェイ全域で開催されたアメリカ生まれのカーフェス“FUEL FEST JAPAN”。映画「ワイルド・スピード」の世界観を表現したイベントで、非営利災害支援団体ROWW(Reach Out World Wide)の活動を支援するチャリティイベントとしての役割も担う。会場内の熱気は凄まじいものがあったが、ここではそんな大規模イベントでとくに目を惹いたチューンド達を紹介していく。
三菱 ランサーエボリューションVIII
日本を拠点にアメリカまで幅広く中古車販売を手掛ける“トップランク”。そんな同社のブースには「ワイルドスピード×3 TOKYO DRIFT」仕様のランエボVIIIが展示されていた。
聞けば、この車両はアメリカを拠点に活動する人気YoutuberであるDustin Williams氏の愛車とのこと。このイベントのために、わざわざアメリカから運んできたのだという。その証拠がミシシッピ州登録のナンバー。自動車カルネ申請で持ち込まれている車両のため、このまま状態で公道走行が可能。アメリカのナンバーと自賠責ステッカーのミスマッチ感が面白い。
日産 シルビア
このS15シルビアは、TOKYO DRIFTに登場するベールマン仕様のレプリカだ。ムービーカーと言えばエクステリアのコピーがメインとなるが、この車両は劇中車同様に心臓部もSR20からRB26に載せ換えられていた。まさに完コピだ。
三菱 エクリプス
“KRC”が製作したエクリプスは、ワイルドスピード1に登場したブライアンの愛機をオマージュ。完全なるコピーというわけではなく、劇中車を上回る迫力を求めてワイドボディ&エアサスを投入してスタイリングに磨きを掛けている。ホイールは、ドイツのSUPER+製「ERA1」だ。
日産 スカイライン
ワイルドスピード1に登場した通称「ビッグバード」仕様のスカイラインを発見。劇中車はBCNR33型のGT-Rだったが、この個体はECR33型のタイプM。全身を覆うヴェイルサイドのコンバットフルエアロとバイナルグラフィックのコンビネーションが強烈だ。
フォルクスワーゲン ゴルフ
ワイルドスピード1に登場したフォルクスワーゲンジェッタMK3。そのスタイリングを、兄弟車であるゴルフIIIで再現してきたのは大阪の“ユーロマジック”。ロティフォーム製SNAホイールや、同社が取り扱うブーメラン製オーバーフェンダーなどを組み込んで個性を演出。映画同様、FUEL FEST内にて開催された0−200mレースにも参加し、ワイスピファンを歓喜させていた。
PHOTO:土屋勇人
Part.2へ続く